「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(67)が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「会社の女性の部下とうまくコミュニケーションがとれません。接し方というか、どのようにしたら蛭子さんのように年下の女性から慕われるか教えてください」(キーカンさん・48・会社員・大分県)
【A】「カッコイイ上司より、マニア受け上司を目指せ」(蛭子能収)
この前、タレントの橋本マナミさんが走ってきて「おなか触らせてください!」と。彼女は「好きな男性のタイプは蛭子さん」とか「蛭子さんに抱かれたい」と言ってくれています。また、鈴木奈々さんも慕ってくれています。それでもオレは、自分がモテていると勘違いはしません。だって異性というよりも、変わった動物のような感覚で好意を寄せてくれているだけですから。
あと、2人とも威張ったりするような強い男性よりも、自分が主導権を握っていたいタイプですよね。もしアナタが、強くて、部下にバリバリ仕事させるのが、カッコイイ上司像と思っていたら間違いですよ。そもそも、女性の部下は、上司を人間とは思ってくれません。コミュニケーションがとれるわけがないんですよ。
中途半端なことをするよりも、どちらかに偏っているほうがマニアは喜ぶように、加齢集をぷんぷん漂わせたり、まったく頼りにならなかったりするような上司を目指せばいいんです。いつか慕ってくれる女性が現れると思いますよ。
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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