「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(68)が、本誌読者からの相談に答える!
【Q】「昔から太川陽介さんのファンです。蛭子さんと一緒にやっている『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』で、太川さんが再ブレークしているのがうれしいです。お近づきになりたいのですが、アドバイスをしてください」(マッキーさん・54・主婦・富山県)
【A】「太川さんが考えたゲーム、ドボチョコリンはつまらない」(蛭子能収)
あたかも、オレが太川さんをブレークさせたように書いていますが、彼は、そう思われることを、すごく嫌う人です。元アイドルだから、プライドがとてもあるんですよ。これでは太川さんに絶対に好かれませんね。
『路線バス〜』は、太川さんの番組だし、オレは彼に付いていくだけ。すごい親分かたぎですが、とても気配りをする人なんです。旅先のご当地ものって、魚がほとんどですよね。苦手なオレはカレー屋とんカツを注文するんですが、太川さんはご当地ものを食べるんですから。
あと、旅先で「ドボチョコリン」というトランプをやるんです。太川さんが考えた、最後に「ドボチョコリン!」と言う、すごくつまらないゲームなんですが、たいてい太川さんが勝つんです。あの人、どんなゲームでも、子どもみたいに真剣になるんです。アナタも「ドボチョコリン」で、太川さんを負かすくらい腕を磨いたら、振り向いてくれるかもしれませんよ。ただ、どんなルールだったか、オレはまったく覚えていませんけど……。
【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】
建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。
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