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「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(68)が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「50年間、彼氏ができません。女の友達からは『華がある……』と言われますが、殿方から声がかかりません。私が話すと『深いな〜』と感心されるだけ。気軽に声をかけてもらう方法はないでしょうか?」(月乃さん・54・無職・神奈川県)

 

【A】「50年間、彼氏がいない、という事実を受け入れたほうが楽」(蛭子能収)

 

気軽に声をかけてもらうためには、まずは隙がないと。太っていたり、間が抜けていたり……というよりも「華がある」とか「深いな〜」は褒め言葉ですか?そう思っているのなら自信過剰だと思いますよ。周りはアナタのことを面倒くさいと思っているだけかもしれません。

 

そもそも50歳を過ぎたら、周囲の評価はどうでもいいこと。オレも人からどう思われているかすごく気にするタイプでした。「口が臭い」と言われて落ち込んだこともありますよ。でも口臭など人に迷惑がかかることは直せるけど、顔や性格はどうしようもありませんからね。

 

それに彼氏もできずに、気軽に声もかけられないで、50年間生きてきたのなら、これからもそのまま生きていったほうがいいですよ。今さら自分を変えるなんて難しいし、ありのままを受け入れたほうが楽です。そして、そんな自分をネタにしてみたらどうですか。「深くて華がある私はなぜかモテない」という小説を書いてみたらどうですか。売れるかどうかはわかりませんが……。

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】

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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。

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