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「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(68)が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「リオ五輪が待ちきれません。選手の頑張っている姿が感動的で、いつも泣きながら応援します。でも、そんな私を、夫は冷たい視線で見てきます。スポーツ中継を見て感動する女性は変ですか?」(シナモンさん・42・会社員・滋賀県)

 

【A】「リオよりもドラマがあるのは競艇場」(蛭子能収)

 

オリンピックがあるんですね。オレはわざわざ見ません。まあ、感動しろ、感動しろって、押しつけてくるテレビで泣けるのなら、簡単でいいじゃないですか。

 

とはいえ、最近、インターネットテレビで毎週スポーツコーナーを担当しているから、なるべくスポーツを見るようにしています。驚いたのが大相撲です。あんなに太った人がバーンとぶつかって、ドテッとひっくり返るんですよ。あとプロ野球を見に東京ドームにも行きました。5万人も入ると、人が豆粒になって、虫みたいにブワーといるんです。気持ち悪かったけど興奮しました。

 

最近、感銘したのは、競艇の清水さくら選手です。20歳の彼女は、それまで74回レースして、ビリが73回で、5着が1回だったんです。そんな選手が初めて1着をとった劇的なレースを見ていたんです。オレは来るわけないと、彼女の舟券は買いませんでした。結局、8万円も負けて泣きそうになりました。リオよりも競艇場のほうがドラマはあります。

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】

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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。

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