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「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「蛭子さんと同年代(の男)です。ボケもなく、働き続ける意欲もあり、職場の人との関係も円満だったのですが、再雇用の声がかかりませんでした。なぜなのか、いまだにふに落ちません」(暁の各駅停車さん・68・求職中・埼玉県)

 

【A】「高齢化社会に生半可の優しさはいらない」(蛭子能収)

 

自分ではボケてないと思っていても、たぶん気づかないうちに失敗をしていたんですよ。オレも、テレビの収録で同じ話を何度も繰り返してしまうことがあります。そのときに、まるで初めて聞くようにしてくれる人がいます。でも、それではボケが進んでいきますよ。

 

その点、有吉弘行さんの場合は、「さっき聞いたよ!」と。厳しいからオレも緊張します。有吉さんとは、彼が再ブレークする前に、テレビ東京の『アリケン』という番組で一緒でした。頭をたたかれたり「バカ」と言われたりもしたけど、オレは「有吉さん、有吉さん」と言っていたんです。彼は善人の顔をしているし、なんかかわいかったんですよね。

 

それを感謝しているのか、最近はすごく活躍している有吉さんですが、今でも番組に呼んでくれて「えびちゃん、えびちゃん」と面白くいじってくれます。毒舌キャラといわれていますが、ああ見えて義理堅い。高齢化社会には、ただ優しい人より、有吉さんみたいな人のほうが必要なのかもしれません。

 

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】


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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。

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