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「読むと心が軽くなる」「蛭子さんなのに、またいい話してる」「安定の競艇オチ」……とネット上で話題を呼び、たちまち4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が?信じられない……」と驚く蛭子能収(69)が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「ミュージシャンを目指す彼は、私が稼いだ金で毎日パチンコして飲み歩いています。この前はバイト先の女と、私が家賃を出しているマンションでエッチまで!別れたほうがいいのでしょうか?」(リリ〜カさん・27・OL・千葉県)


【A】「男に入れあげるより、競艇に入れあげるべき」(蛭子能収)


金を貢がせて“飲む打つ買う”なんて、フフフ……。オレにはヒモ願望がありませんが、女性に貢がせたいと考えている男性は多いですよ。そんな男が嫌いだったら別れればいいだけ。でもだまされているとわかっていても、貢いでいることが楽しいと思える女性もいます。アナタも男に入れあげることが、生きがいになっているんじゃないですか。まあどうでもいいですけど。

 

そういえば、オレの名が付いた冠レース「蛭子能収杯」が先日、大村競艇場で行われました。俺も舟券を買いましたが、トータルで5万円負け……。オレの主催レースなのにうまくはいきません。とくに競艇は、インコースから逃げることができる1号艇が圧倒的に有利。インコースの選手を選んで舟券を買っていれば、配当は安いけど負けるリスクは減ります。とはいえ、ときどき、アウトコースの選手が勝つことも。配当の高いレースが出たときの興奮は言葉になりません。こんなに奥深いのが競艇です。どうせ入れあげるなら競艇ですよ。

 

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷&電子書籍化!】


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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。

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