「伊勢の神宮」の特集の前に、急遽ですが、私の東京でのフェイバリットな場所!

明治神宮をご紹介します。

 都会の聖域で、実はこの神宮の杜は人工の杜なのです!

 明治45年に明治天皇が、大正3年に昭憲皇太后が崩御されたのち、全国から10万本の献木がなされたのです。100年を経過した現在、素晴らしい森になっています。

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 全国で初詣の参拝者NO1としても知られていますね。

 また、明治神宮の杜の中の、菖蒲の美しい御苑の奥には、加藤清正が掘ったといわれる、「清正の井」があります。

 その泉は透き通った水がこんこんと湧いています。

最近は、テレビなどで「パワースポット」として紹介されたようで、その泉を訪れる人が増えているようです。

 

 私は10年以上前にも、明治神宮徒歩圏内に住んでいたのですが、今年、再び、徒歩圏内に戻ってきました。

 週に1~2度、午前中に明治神宮まで歩いて参拝にいき、杜の中をウォーキングしています。

 また、神職資格の研修でも、この杜の中で1週間を過ごしたり、禊をしたり、大学時代には、こちらのお手伝いに参加させていただいたりと、とても思い出深い場所でもあるのです。

 鳥居をくぐる前に、一礼。

 一歩、聖域に脚を踏み入れた途端、都会のざわめきや喧騒の空気感が、森という独特の自然の空気へと瞬時に変わります。

 鳥居とは、ほんとうに「結界」なんだなと、毎回、感じています。

 森に入ると、まずは、「深呼吸」

 一歩、一歩、脚の裏を感じて歩を進めます。

 明治の森は広く、道も幾つかに分かれているので、その日の気分で、道順を選びます。

 

 杜の中に、私のお気に入りの樹があります。

 ちょうど、その樹のくぼみに背中を預けられるスペースがあり、よくそのくぼみに背中から倒れこんでは、体重をあずけ、樹の鼓動、風、空、鳥、虫の音に耳を澄ましています。

 一面に広がる芝生の上に、大の字に寝転がったり!

 

  私のお気に入りの、お世話になっている樹はこちら。

 

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杜をただ歩きながらの時間が、私にはとても貴重で大事な一時なのです。

 

そして、境内に入る前には、かなり身体も心もすでにリフレッシュされています。

 

手水舎で 手と口をすすぎます。

その方法はご存知ですか? 

これは、「禊」のテーマでも書きましたが、「お祓い」や「禊」を簡略化したもの!

まずは、ひしゃくを右手で取って、ひしゃくに水を入れます。

そして、この一杯の水で手を口をすすいでいくのです。

つぎに、その水で左手をすすぎます。

次にひしゃくを左手に持ち替えて、右手をすすぎます。

また、ひしゃくを右手に持ち替えて、左手の平に水を受け、それで口をすすぎます。

その後、口をすすいだ左手に水をかけて、すすぎ、最後に残った水は、ひしゃくを立ててひしゃくの手の部分に流していきます。

これは、自分の手で持ったひしゃくに水をかけてあげるように。

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そして、拝殿に向かいます!

                       続く・・・・。

プロフィール

image川村一代
「女性自身」記者として活動の傍ら代替療法と「癒し」をテーマに
ヒーリング特集を執筆。
2001年『myselfhelp 困ったときに読んでみて』(愛育社刊)を上梓。
2003年、國學院大學神道文化学部入学。専攻は神道と宗教学とスピリチュアリティ。同年米国のヒーリング単科大学BBSH(Barbara Brennan School Of Healing)入学。
2007年3月國學院大學卒業。神職資格授与。6月BBSH卒業。
現在は記者活動と、高知県の権禰宜を務めている。

Blog http://healingforest-kazu.de-blog.jp/blog/

 

 

 

 

 

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