その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【高校であったパソコン室の怖〜い話】
高校1年生のとき、パソコンの使い方を習う授業があって。結構おもしろかったんですけど、担当していた男の先生が急に亡くなっちゃったんです。すぐに新しい先生が赴任してきたので、授業は問題なく進んだんですけどね。
あるとき、その授業の一環でクラス全員の自己紹介動画をホームページにアップすることになりました。撮影の後、パソコン室で上映会をやったんですが……。
なぜか僕だけ、声が自分のじゃなかったんですよ。
ただ周りの友達に言っても、「いや、お前の声だよ!」って誰も信じてくれなくて。「絶対俺の声じゃないのに……」と納得いかないまま、動画は次々と流れていきます。すると今度は、ある女子がいきなり「これ、私の声じゃない!」って騒ぎだしたんです。
周りは「なに言ってんの?」って、まったく取り合わなかったんですが、僕には彼女の言ってることが本当だと、すぐにわかりました。だってその動画から流れてるのは、完全に男の声だったから。
それで気付いたんですけど、僕と彼女の動画に入ってた声、亡くなった先生の声にそっくりだなって。もしかして、霊界からの最後のメッセージだったのかな〜?
【お知らせ】
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光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!
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