連載史上初の辛口回答「不倫に未練は不要!」(JINSEIのスパイス!第40回)

【今週の悩めるマダム】

前の職場の男性との恋が終わりました。彼は元妻に浮気をされシングルファザーに、私は主人が身体障害者になってしまい心身ともに疲弊。お互い辛い時期に、傷を舐め合うような関係でした。しかし、突然連絡が取れなくなり、自然消滅。いまだに後悔ばかりが押し寄せてきます。どうやって前を向けばいいのでしょうか。(埼玉県在住・40代主婦)

 

まず、相手の男性は現在シングルということなので、彼の側だけなら倫理的問題はありませんね。しかし、あなたにはご主人がいるので、その恋は不倫になってしまいます。しかも、ご主人は身体に障害のある辛い状態であるということですから、いくら介護に疲れていても、浮気をすることはひどい裏切り行為です。当然、奥様には強い後ろめたさが付きまとうでしょう。突然連絡が取れなくなった、というのは、彼があなたのご主人のことを知り、もしくは知っていたとしても苦しみ悩んだ挙げ句、連絡をやめたということかもしれません。そうであれば、すべて辻褄が合います。

 

気になるのは自然消滅した後のあなたの「いまだに後悔ばかりが押し寄せてくる」という言葉です。これは何を意味するのでしょう? 何を後悔されているのだろうと思いました。身体障害を患ったご主人とは別れ、その不倫相手と結婚を選ばなかった自分への後悔? それとも、ご主人を裏切り浮気をしてしまったことへの後悔なのでしょうか?この言葉の意味だけがはっきりしないので、僕もどこまで言うべきか悩みますが、ひとつだけはっきり言えることは、身体に障害を抱えたご主人がいながらの不倫は最悪です。介護でお疲れになったというのはわかりますが、そうだとしてもその選択は人として絶対に間違っていたと思います。ご主人からあなたがひどいDVを受けているとか、あるいはよそに女がいるとかいうのであれば、その不倫の意味合いもまた違ってくるようにも思いますが……。でも、愛したご主人が身体を悪くされたその背後での裏切りには罪がある。そしてその後悔が、ご主人と別れて不倫相手と一緒になりたかったのに……という未練を意味するのであれば、それはさらによくない考え方だと思うのは僕だけでしょうか?

 

元妻に不倫をされシングルファザーになっていた不倫相手の方のお気持ち、僕は個人的によく理解できます。そういう状態の男性というのは、逆に新しい相手に慎重になるものです。自分が受けたのと同じ苦しみを、ほかのだれかに負わせることはできないと思うのが普通ですから。しかも、傷つける相手が身体に障害を持っている方であるわけですから、なおさら。その不倫相手の方は、あなた以上に心を痛めたはずです。なのに、あなたが彼への未練を感じているというのであれば、それはもっと罪深きことだと思います。もしも自分が身体障害者になったら、愛するパートナーにそばにいてほしい。奥様が逆の立場だったとしても、ご主人に対して同じことを思うのではないでしょうか? 介護というものは、終わりの見えない、孤独な闘いです。そんなときこそ、夫婦2人で乗り越えてください。「病めるときも健やかなるときも……」と誓い合った日を思い出して。

 

【JINSEIの格言】

厳しいことを言いますが、不倫の恋に未練などあってはいけないのです。ご主人には、まったく非が見つかりません。未練は早くキッパリと捨て、自分の犯した罪と向き合ってください。

 

この連載では辻さんが恋愛から家事・育児、夫への愚痴まで、みなさんの日ごろの悩みにお答えします! お悩みは、メール(jinseinospice@gmail.com)、Twitter(女性自身連載「JINSEIのスパイス!」お悩み募集係【公式】@jinseinospice)、またはお便り(〒112-0811 東京都文京区音羽1-16-6「女性自身」編集部宛)にて絶賛募集中。 ※性別と年齢を明記のうえ、お送りください。

 

以前の連載「ムスコ飯」はこちらで写真付きレシピを毎週火曜日に更新中!

関連カテゴリー:
関連タグ: