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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【AV女優さんが教えてくれた、撮影現場で起こった怪奇現象(1)】

 

AVの撮影をするスタジオやレンタルルームって、事故物件の現場が多いそうです。だから、撮影中に怪奇現象に見舞われることも多いんだとか。以前、YouTubeでコラボしたAV女優さんもこんな怖い体験をしたそうです。

 

その日は、とあるレンタルルームの和室での撮影。はじめは布団の上からスタートして、さまざまな体位で行為をしたあと、最後はまた布団に戻るという流れでした。

 

撮影は順調に進んでいたのですが、終盤に差しかかって再度布団に寝転んだとき、彼女はなにか違和感を覚えたといいます。

 

というのも、撮影の最初に寝たときは枕があったのに、いつの間にかなくなっていたんです。あたりを見回すと、枕は2メートルくらい離れた場所に転がっていました。

 

少し不思議に感じたものの、「知らないうちに蹴っちゃったのかも」と自分を納得させて、そのまま無事に撮影を終えたそうです。

 

でも、スタッフさんたちと一緒に撮り終わったばかりの映像を確認していると、立って行為をしている自分たちの後ろで、布団の上にあった枕が勝手に動いている瞬間が映っていたといいます。

 

ちなみにその現場は、一家心中があった事故物件だったそうです。

 

【PROFILE】

シークエンスはやとも

1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。昨年8月には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。

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