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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(73)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】23歳の息子は、この春から東京で生活しています。私はずっと田舎で暮らしてきて、怖い都会で暮らすなんて信じられません。悪い誘惑も人も多そうなので心配です。なんとか連れ戻そうと思っていますが……」(黒い彗星さん・54歳・青森県・自営業)

 

【A】「冷静になって先を見通せれば、どこでも負けない(競艇の話)」(蛭子能収)

 

オレも東京はすごく怖いところだと思っています。お金を稼ぐところもいっぱいあるし、成功すればお金はたくさん入ってきますが、稼げなくなったら崖から落ちるようにダメになっていくのが東京です。

 

オレは長崎の看板店から逃げるようにして上京しましたが、東京には平和島、江戸川、多摩川のほかに、すぐに近くに戸田(埼玉)と競艇場が4つもあって夢の世界だと思いました。

 

ただ、オレの地元の大村競艇場は、インコースを走る1号艇が勝ちやすくて、配当金は安いけどけっこう当たっていたんです。でも東京にある競艇場ではインコースの選手でも簡単に勝てないから、予想がかなり難しいんですよね。(電話で席を外していたマネージャーが戻って来て「大丈夫ですか?」)

 

冷静になって、しっかり先を見通す力があれば、どこでも負けないと思います。息子さんも大丈夫だと思って信じてあげたらいいですよ。(マネージャー「よくわからないけど、なんかいいこと言っていますね、蛭子さん」)

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