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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(74)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1,320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】「歯科医院で歯ぐきにとがったものを押しつけられ、強い痛みが残っています……。それからはコロナ禍で、外出も怖くて、誰かに殺されるのではないかと思うように。気持ちが落ち着く方法を教えてください」(気まぐれうさ子さん・56歳・栃木県・主婦)

 

【A】「みんなが怒りっぽくなってる世の中、自分だけでも笑っていよう」(蛭子能収)

 

それは大変ですね……。(マネージャー「蛭子さん、なにニヤニヤしてるんですか!」)

 

えっ、笑っています? 若いときは自分と関係ないところで、人が怒られていたり、不幸になっていたりするのを心で楽しんでいましたが、今は、駅でケンカしているカップルを見かけても、誰かがすごく怒っている姿を見ても、絶対に笑わないように真剣なふりをしています。

 

「なに笑っているんだ?」と言いがかりつけられそうですからね。それにしても最近は通り魔や放火事件とかが多いですよね。(マネージャー「蛭子さんが描いた暴力的な漫画がリアルになっています」)

 

みんな怒りっぽくなっているんですかね。気持ちが落ち着く方法なんて知りませんが、一緒になって怒っているよりも、自分だけでも笑っていることが一番だと思いますよ。外出先でもおもしろいものを探して笑っていればいいと思いますよ。

 

最近のオレは、よく行く公園で子どもがオモチャの取り合いをしている姿を見るのが好きです。

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