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2020年7月、認知症であることを公表した蛭子能収さん(75)。その近況や今の思い、妻・悠加さんの“介護相談”も収録した『認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社・定価1320円)も発売中の蛭子が、本誌読者からの相談に応える!

 

【Q】「学生時代から8年間、交際していた彼氏と別れました。彼からは『結婚は別の人としたい』と切り出されました。友達は『またいい人に出会えるよ『と言ってくれますが、つらくて、今は前を向いて生きていけません」(音ハッチさん・29歳・東京都・会社員)

 

【A】「どん底まで落ち込めば次のレース(恋)では勝てる」(蛭子能収)

 

オレは、恋愛したこともないし、どう立ち直ればいいかなんてよくわかりません。

 

(マネージャー「まあまあ友達も励ましているし、蛭子さんも何かアドバイスをしてください」)競艇も負けて落ち込んでいるときに「次のレースは当たるよ」と言ってくる人はまったく信用できません。オレはそのレースに一生懸命だったからつらいんですよね。だから、こんな「いい人に出会えるよ」なんて気軽に言ってくる友達なんかいないほうがいいと思いますよ。

 

(マネージャー「平和島競艇場で最終レースを終えて駅までの“おけら街道”を一緒にトボトボ歩いていたときに、蛭子さんが涙ぐんでいたのは衝撃でした。何も声をかけられませんでしたよ」)手持ちの金を全部スったわけですからつらいですよね。でも、そんな駅までの落ち込む時間があったから次は「やってやろう!」と思えるようになります。

 

なんか時期を決めて、落ち込むところまで落ち込めば、次は競艇で勝てると思いますよ。あっ恋か!?

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