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「知事はオシャレ上級者。基本はシンプルですが、テーラードジャケットを着て男性議員さんたちの背広姿に調和しながらも、色や素材、アクセサリー使いなどでご自身の立場もサラリと主張されています」

 

そう話すのは、スタイリストのマツミキこと松島三季さん。目が離せないのは小池百合子都知事(64)の政治手腕だけにあらず。そのお仕事ファッションを絶賛するマツミキさんが、小池都知事のファッションを解説してくれた。

 

●色&素材使いでバランスをとる

「シンプルなコーディネートでありながら、色と素材で大人感が演出されています。たとえば、素材によっては安っぽく見えがちな黒い服ですが、ジョーゼットなどの素材で高級感を出しています」

 

●アクセサリーこそこだわりを

「ネックレス、スカーフ、ブローチ、とアクセ使いの達人。ショートヘアなので、イヤリングはとってもお似合い。大ぶりなネックレスのときはイヤリングは小ぶりなものにするなど、バランス感覚も◎」

 

●胸元のVゾーンを美しく見せる

「キャスター出身とあって、テレビに映る上半身の見え方をよく意識されていると思います。襟付きの1つボタンジャケットで胸元に深いVゾーンを作ることで、お顔もスッキリ見え、エレガントに」

 

●メークまで手を抜かない

「イタリアのマダムの美しさは、しっかりメークと、アクセサリー使い。小池さんもリップやチークにしっかり色を入れています。多忙ななかでもメークをきちんとして、よく手間をかけていると思います」

 

マツミキさんは、小池都知事のお仕事ファッションを、60代、70代のお出かけスタイルでまねしてほしいと語る。

 

「今年は黒が流行していますが、つまらなくなりがちな黒い服も、差し色などのちょい足しや素材の工夫で楽しく安っぽくない着こなしにしたり。また、スカートは大人らしい丈をキープ、ダイヤより地金のネックレスを選ぶなど、控えめで華美になりすぎない装いにも注目。60代、70代の方にはお出かけスタイルとしてぜひまねしてほしいですね。そして何より公務でお忙しいなか、毎日きちんとメークをされたり、手間をかけたオシャレに脱帽です!」

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