「筆跡診断というと占いに近いと思う人もいるでしょうが、世界的に『グラフォロジー』と呼ばれ、科学として定着しているものなんです」と、話すのは筆跡心理学の第一人者・根本寛先生(日本筆跡心理学協会会長)。

 

誰しも自分はどんな人間なのかとふと思ったりするもの。根本先生によると文字を書きさえすれば、その筆跡から自らの性格などがわかってしまうという。

 

「書は人なりというように、筆跡には書き手の心理状態や性格がよく表れます。試しに『大』という字を書いてください。横線の上に縦線がどの程度突出していますか?長ければ『リーダー気質』、短ければ、あなたは『協調型』です。なぜ、そんなことがわかるのか。文字は手で書いていると思われがちですが、じつは人は自分の深層心理にフィットした文字を書くからです」

 

文字も行動も脳の深いところでコントロールされている。だから文字を見れば、その人の行動パターンが想像でき、思考習慣や性格が手にとるようにわかってしまうのだと根本先生は語る。

 

「にわかには信じがたいかもしれませんが、筆跡を変えると性格や行動パターンも変わってきます。それは脳の中で、両者が密接に結びついているからです」

 

そんな根本先生が、筆跡を変えるだけで金運アップとオススメなのが『おサイフ文字』と命名した『町』の字だ。

 

「田の左肩をあけ、十を口に接触させない。そして口の下の横線はきちんととじる。丁のハネをU形にする。こうすると、無駄遣いがなくなり、粘り強く最後まで力を抜かないお金が貯まりやすい性格になるんです」

 

町をこの形に書くことで、半年から1年後にはお金が貯まる性格が身に付くそうだ。

 

「大切なのは、この文字をこのように変えることでお金が貯まるんだと、しっかり意識して取り組むことです」

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