「家は毎日の生活の基盤です。キレイな家は心が満たされ、自分の考えも整理され、なりたい自分や送りたい理想の暮らしもハッキリしてきます」
こう語るのは、カリスマ人気片づけアドバイザー・石阪京子さん。「どんな家でも3日で片づけ切れる」メソッドやハウツーをまとめた『一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ』(講談社)が、現在好評発売中だ。
「家が散らかっている人ほど、こだわりが強く、細かい性格。決してだらしないのではありません。片づけの仕方さえ知れば、片づけて、散らかって、また片づけて……という負のスパイラルからも抜け出せます」
そこで、みんなが陥りがちな片づけNG行動とその改善策8つを教えてもらった。
【1】気になる場所から片づけ始めるのはNG
バックヤード(収納スペース)、水回り(キッチンや洗面所)、パブリックスペース(リビングや玄関)の順で行う。ほとんどの人がリビングから片づけ始めてしまい、失敗してしまうそう。お客さん目線で、客観的に暮らしやすい部屋を目指す。
【2】いつも使っているモノはしまわず出しっぱなし
いらないモノをため込んでいる収納スペースを先に片づければ、いつも使うものを収納できるようになる。
【3】「いつか使うかも……」と何でも取っておく
パジャマは2枚、下着・靴下・ハンカチなどは5枚、タオルは家族人数+2枚、洗剤などのストックは1個までなど、定数管理を徹底する。
【4】子どもの服や工作など、思い出の品は捨てずにしまってある
写真にとって保存し、モノ自体は手放す。
【5】片づけるために収納ケースを買う
あると、いらないモノまでしまってしまう。片づけ終わってから、収納ケースが足りなければ見合ったものを買う。
【6】“迷い箱”を作って、捨てるかどうしようか悩んだものはとりあえず入れておく
迷いモノだらけになり、結局その迷い箱が収納されるだけなので、先延ばしぜずに捨てるかどうか即断する。
【7】個人のモノがリビングや玄関などに散乱している
子どものモノが散乱し、どこも子ども部屋になっているお宅が多いそう。個人のモノは個人の部屋へ。どこに何をしまうか定位置を決め、あるべき場所へ戻すようにする。
【8】自分以外の家族のモノを勝手に捨てる
目についても、手をつけない。ただし、幼児のオモチャは捨ててOK。
不思議と、ママが一生懸命片づけていると、子どもや夫が手伝ってくれるようになるのだと石阪さん。ママが司令塔となり、今年こそステキな暮らしと家を手に入れよう。