「地銀や信金は、メガバンクより地域に密着した独自の商品や、サービスを提供している点が特徴です。また預金の都市部への流出対策として、地銀の多くは若者の顧客を増やそうと、魅力的なサービスを提供しているのです」

 

そう話すのは、銀行の利用法に詳しいファイナンシャルプランナーの坂本綾子さん。いまや預金の利息が微々たるものでしかないのはご承知のとおり。だが全国の地方銀行や信用金庫を調べてみると、お得で個性的なサービスがたくさん!そこで、地銀&信金の面白サービスを紹介。

 

【地元スポーツチームを応援するもの】

「荘内銀行」(山形県)

『モンテディオ山形熱血応援団2015』サッカーチーム「モンテディオ山形」のJ1リーグ戦での成績により、上乗せ金利が変動(3月31日まで)。

「千葉興業銀行」(千葉県)

『マリーンズ開幕ダッシュ応援定期預金2015』優遇金利のほか、’15年途中までの千葉ロッテマリーンズの成績により、プレゼントが当たる(2月27日まで)。

「尼崎信用金庫」(兵庫県)

『がんばれ阪神タイガース定期預金 虎軍奮闘』10万円の預け入れで1本の抽選権がつき、阪神タイガースの最終成績に応じた特典がプレゼントされる(4月30日まで)。

 

【懸賞やおまけのついているもの】

「みちのく銀行」(青森県)

『ぐるめ物語定期預金in東北』10万円以上を預けると、抽選で温泉旅行やご当地グルメが当たる。金利が店頭表示の3倍になるサービスも(2月27日まで)。

「池田泉州銀行」(大阪府)

『すみれの花 定期預金』100万円以上を預けると、年間500組分の宝塚歌劇の招待券が当たる。ほかにも銀行による貸切り公演を観劇できるチャンスも。

「四国銀行」(高知県)

『ジャンボ宝くじ付き定期預金(四銀)サマードリーム』預入額は300万円以上と高額だが、サマージャンボ宝くじ連番10枚が3年間、プレゼントされる(6月30日まで)。

 

【子育てを支援してくれるもの】

「東日本銀行」(東京都)

『子育て応援定期預金』10万円以上の預け入れで、22歳未満の子供の数が2人までなら0.05%、3人以上では0.10%の金利が上乗せされる。

「奈良中央信用金庫」(奈良県)

『すくすくプラン1000』18歳未満の子供が3人以上いると、金利がプラスされる定期。3人で0.3%、4人で0.4%、5人以上なら0.5%

が上乗せされる。

「コザ信用金庫」(沖縄県)

『コザしん子育て応援定期積金 みらい』18歳以下の子供の数によって金利を上乗せ。自動振り替えの場合、1人につき0.25%、1人増えるごとに0.05%が上乗せされる(上限あり)。

 

ほかにも、面白サービスを行っている地銀&信金は全国にたくさんある。また、これから春先にかけては、銀行に口座を作る人が増える時期。当然、さまざまなキャンペーンもこの時期が多いので、見逃さないようチェックを!

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