「それまでの私は、いわゆる都会のOLでした。夜は新宿で友達と飲んで、毎月、ネイルサロンと美容室通いも欠かさない。ボランティアや福祉は、むしろ“偽善”に思えて苦手だったくらいです」そう語るのは、3・11をきっかけに新宿勤務の営業事務のOLから一転、被災地に移住して、もう3年になろうとしている堀越千世さん(38)。「でも、熱心な友達に誘われて行ってみたら、泥出しや話し相手な...

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