’13年の冒頭、本誌の記事で「巨大隕石が地球に衝突する」と警鐘を鳴らした、雑誌『ムー』(学研パブリッシング)編集長、三上丈晴さん。彼の警鐘どおり、2月にロシア・チェリャビンスク州周辺に、隕石が落下。窓ガラスが割れたり、ドアが吹き飛ぶなど、多くの建物に甚大な被害をもたらした。恐怖の予言を的中させてしまった三上さんに、’14年にやってくる“天変地異”について聞いた!
「’14年、ついにこの年が来てしまいました。あまりにもいろいろなことが重なりすぎていますが、中でもまず挙げられるのが、’14年から’15年にかけての、月食と日食の連続発生です」
’14年4月の皆既月食にはじまり、’15年9月の皆既月食まで、この1年半の間に6回もの月食、日食が連続して発生することがわかっている。このことが意味するのは?
「過去にも月食、日食の連続発生がありましたが、そのとき、必ず歴史的な大きい動きがありました。たとえば’48年。この年はイスラエル国家の再建がありましたが、この時期を中心に3年の間に7回の月食、日食が起こっています。それから、’67年。イスラエルがエルサレムを奪還した、いわゆる六日戦争(第三次中東戦争)が起きた年ですが、このときも3年の間に9回もの月食、日食が発生しています」
そして今回も、月食と日食が6回も連続して発生する。三上さんによれば、「これは神の意思ともいえるもの」なのだという。
「では今回、何が起こるのか。それは、聖地エルサレムにユダヤ教の第三神殿を建設することによる第五次中東戦争、第三次世界大戦の突入を意味しているのです」
たしかに過去の月食、日食の連続発生とユダヤ教の動きの関連性は、偶然で片付けられない。さらに、不穏な動きはこれだけにとどまらない。
「日本国内で’14年に心配なのは、富士山の大噴火です。琉球大学の木村政昭名誉教授が、’11年からプラスマイナス4年の間に富士山大噴火を予測しています。’13年6月には、三浦半島の城ヶ島付近で6メートルの海底隆起が観測されました。この付近は、関東大震災の後でも隆起したことがある場所なので、地震にも注意が必要だと思います」
本誌ではすでに’13年7月、予言者の松原照子さんが’14年の富士山大噴火を予言している。このことと合わせても、富士山噴火はいよいよ現実味を帯びてきた、といえそうだ。人類の将来に、重大な判断を求められそうな’14年。年末には、怖い話の多くが笑い話になっていてくれればよいのだが……。