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9月6日午前3時7分頃、北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震が発生。各新聞によると震度7を記録した地域もあり、安否不明者数は完全には把握できていないという。現在も余震が相次いでいる。

 

同日、北海道にゆかりのある有名人たちも続々コメントを発表。大泉洋(45)は公式サイトで「いま北海道にいない私には、なんと書いて良いのか、本当に言葉になりません」と心境を吐露。さらに「明るいうちに出来る準備を出来るだけすすめて下さい。皆さんのご無事と、少しでも被害が小さくおさまることをひたすら祈っております」と綴った。

 

またGLAYのTERU(47)はTwitterで北海道に住む両親の無事を報告。続いて「停電してる場所も多いと聞きました。実家も現在停電中です」と明かし、「復旧するまでは携帯電話の充電など難しいと思いますので、ラジオで情報を入手お勧めします」と呼びかけている。

 

そんななか「おはよう日本」(NHK総合)での高瀬耕造アナ(42)の呼びかけが話題を呼んでいる。

 

同番組で「情報がないと不安や怖さが増します」と被災した人たちを慮った高瀬アナは「NHKがこれから情報を詳しくお伝えしていきます。その情報を皆さん自身が伝えてください」とコメント。さらにお年寄りや障がいのある方々にも情報を届けて欲しいと伝え、「離れたところにいるからこそサポートをよろしくお願いします」と視聴者に託していた。

 

高瀬アナの被災地を気遣うコメントにTwitterでは《何か出来ることはないかともどかしい思いをしていたら、「正しい情報を伝える」ことが大事なんだと教わった》《ただのテンプレ繰り返しではない呼びかけをしていて。普段から災害のこと考えてる人でないと言えないなと》《高瀬アナのひとことがとても良い。原稿にはない彼の中にある言葉も含まれてるように見えるんだ》といった声が上がっている。

 

「高瀬アナは兵庫県出身で、地震に対する意識が人一倍強い。16年の熊本地震の際も『お子さんを抱き締めてあげて下さい』と真摯なメッセージを被災地に送っていました。実は高瀬アナは12年に発生した三陸沖地震をキッカケに、防災士の資格も取得しているんですよ。知識に裏づけされた呼びかけだらこそ、より多くの人々に届いたのでしょう」(NHK関係者)

 

それぞれができることを今はしていくのみだ。

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