有馬頼底さんは金閣寺や相国寺の住職を務め、書の達人としても知られる。 画像を見る

「駐日ローマ教皇庁大使館から依頼状が届いたのは、11月初めのことでした」そう語るのは、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底さん(86)。上皇陛下のご学友でもあり、京都仏教会代表理事も務める日本仏教界の重鎮だ。“書の達人”としても知られる有馬さんへの依頼は、フランシスコ教皇のために《すべてのいのちを守るため》という言葉を墨書することだった。この言葉は教皇の今回の来日のテーマとなっ...

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