今年5月13日〔左〕と昨年4月7日〔右〕の吉村知事(写真:時事通信) 画像を見る

新型コロナウィルス対策で自粛解除に向けた独自の基準「大阪モデル」を定めるなど、数々の陣頭指揮で注目されている大阪府の吉村洋文知事(44)。その手腕を支持する声は日に日に高まっており、テレビで見ない日はないほどだ。

 

そんななか、会見を見た人たちから心配する声が上がっている。

 

《吉村知事やせたね…》
《吉村知事の痩せ方ハンパない やだ! 心配すぎる》

 

5月10日放送の「そこまで言って委員会」(読売テレビ)では「2キロくらいやせました。体調は大丈夫ですけど」と語っていたが、1年前の写真と比べると“2キロ減”以上痩せたように見える。

 

これまでも知事の体調を気遣う人は多く、Twitterでは「#吉村寝ろ」がトレンド入り。それを受け、4月11日には吉村知事がこうつぶやいていた。

 

「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう」

 

だがコロナ禍との戦いは依然として続いており、対応に追われる吉村知事。その激務ぶりは、大阪府のHPからも見ることができる。たとえば昨日5月14日のスケジュールは以下の通りだ。

 

11時05分 庁内執務
11時20分 打ち合わせ(商工労働総務課、企画室推進課)
11時45分 打ち合わせ(政策課)
13時00分 公明党大阪府議会議員団からの緊急要望
14時05分 記者会見
15時30分 庁内執務
20時00分 新型コロナウイルス対策本部会議

 

記者会見や会議などが目白押しなのだ。さらには連日のようにテレビ出演も。4月のスケジュールを確認してみたところ、「出席業務なし」は週末などの4日のみ。庁内執務以外の会議・会見・テレビ出演などの数は59件に上っていた。

 

吉村知事は14日夜の対策本部会議で、休業要請を段階的に解除すると決定した。適用は16日0時から。政府の緊急事態宣言は継続されているものの、「大阪モデル」を7日連続で達成したとして独自判断で経済活動の再開に踏み出す。

 

その決定会議後の記者会見で、吉村知事はこう語っている。

 

「これまでは防戦一方だったが、コロナと共存する第2のステージに入った」

 

大阪のリーダーの戦いは、これからも続く。

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