立憲民主党の枝野幸男代表(56)が、7月5日にツイートした内容が物議を醸している。
《#宇都宮 #みんみん で育った私は、18才で#宇都宮 を離れてから仙台でも東京でも餃子専門店を探したが見つからず》と切り出した。続けて《ラーメンや炒飯、野菜炒めがメニューにあるのは中国料理店 ビールもライスもないのが餃子の店 今もそう思うので全国チェーン「餃子の○将」の名前には違和感 味は好きだけど》とつづった。
だが投稿された日時は、都知事選挙が実施される当日の早朝。また枝野氏は直前に、同党が支援する宇都宮健児氏(73)に関連する同党公式アカウントの投稿をリツイート。4日には、《東京都民の皆さん 知事選挙はこの#宇都宮けんじ さんの演説を聞いて投票する人を選んでください。命と暮らしを守る都政を宇都宮けんじ知事で!》とも呼び掛けていた。
こういった一連の流れから「候補者の宇都宮氏を連想させる」として、枝野氏のツイートに批判が殺到している。
《普段栃木県の話しなんてしないのに…選挙に関わるツイートは選挙法違反になる可能性があるから#宇都宮 #みんみん で匂わせるとか…こんな時だけ栃木県ネタ使うなよ》
《投票日は名前を出して候補者を応援できないから、こんなつまらないツイートをして特定の候補者の名前をアピールしているんでしょうね》
《これはさすがにせこいでしょう。そういう意図がなくても今日はこの名前を使うのは避けるべきです》
この「#宇都宮」ツイートは選挙当日、各地の同党員たちも拡散していた。筑紫野市議会議員のだんした季一郎氏(33)は、こうツイート。
《昨日は、餃子のOの持ち帰り生餃子を焼いて食べましたが、とても美味しかったです。ところで、餃子といえば#宇都宮 が有名ですね。いつか行ってみたいものです》
また板橋区議会議員の中妻じょうた氏(48)は、《みんな、明日は#宇都宮 の餃子について語ろうぜ!》と呼びかけていた。
いっぽう「協同組合宇都宮餃子会」は、公式アカウントで同日夜にこうツイートしている。
《(宇都宮餃子をいろいろな方に美味しく食べていただきたい そう願って毎日各店の店主さんたちが頑張っています。それをもっとたくさん広めたい…ただそれだけです!!)》
その呟きには「#宇都宮餃子 #エゴサしてびっくり #そして少し悲しくなった #宇都宮餃子を嫌いにならないでください」と、困惑した様子のハッシュタグが添えられていた。
毎日新聞によると、枝野氏は6日の会見で「誤解と心配をかけていることを恐縮に思っているが他意はない」とコメント。また「公職選挙法に抵触しないか」との質問には、「あのツイートの通り」と回答したという。
しかし枝野氏の“弁解”は、いちだんと非難に拍車をかけてしまったようだ。
《枝野幸男さん、苦しい弁解の会見をやってましたね。見苦しい!!》
《そう言う解釈なら、昨日で無くても良かったので?? なぜ昨日に?? どこに昨日である必要が?? 突っ込まれる事ぐらい想像できたであろうに……》
《これはさすがに呆れる》