菅首相の応援もあり同月、河井被告は見事参院選で当選。しかし、その11ヵ月後となる20年6月に克之被告とともに逮捕。すると同年8月、夫妻の初公判についてコメントを求められた菅首相は「差し控えたい」と発言した。
そのいっぽう同年9月、自民党総裁選に立候補した菅首相は同件についてこう話している。
「私がもし総裁になったら、責任をもって対応していきたい」
にもかかわらず、今回の「所感を申し上げるべきではない」そして「襟を正して、活動していくことが大事」発言。ネットでは非難が相次いでいる。
《一切反省もなく、何の説明にもなっていない常套句を吐く》
《あなたは他人事でコメントできませんよ》
《菅さんが応援してるなら、河井候補に投票しようと考えた人はたくさんいたんじゃないのかな》
《他人事で済ませて良い訳がない》
また河井被告は事件を機に離党したものの、失職していない。そのため《まだ議員辞めず報酬貰うのは、コロナ禍で苦しむ国民は理解出来ない》《議員として何もしていないのに議員報酬は支払われている》と議員報酬への不満も上がっている。
後手後手のコロナ対応で支持率も低下している菅首相が“正すべき襟”は一つではなさそうだ。
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