■「女性を蔑視する気持ちはない」というが……
続けて、森会長は五輪での自身の取り組みを回想。「女性と男性の比率をできるだけ同じくしようということで、ほとんどの競技団体にもお願いして、ほぼ完璧な仕上がりができたなと思っております」といい、「そういう風に私自身は女性を蔑視するとか、そういう気持ちは毛頭ありません」とコメント。そして、こう謝罪した。
「私自身の不注意もあったのかもしれませんが、長い83年の歴史の中で本当に情けないことを言ったもんだなと思って、皆さんに大変ご迷惑をおかけしたということになりました」
「五輪の妨げになるから辞める」といい、自身の発言について「解釈の仕方による」「意図的な報道があった」と弁明した森会長。「女性を蔑視する気持ちはない」というがーー。ネットではこんな声が相次いでいる。
《一般的に蔑視とされる状態を蔑視と自身で認められないの根本的にマズい。問題を自認できていない》
《例の発言が女性蔑視に繋がると思ってなくナチュラルに出たものだから叩かれてるのに。わかってないねぇ》
《差別の気持ちを持って差別する人はほぼいない。自然、当然、常識、正義だと思ってるそれが差別だったりするから、なくすことが難しいのよ》
《何にもわかってない感ありあり》
また15分にわたって辞意を表明したため、《話が長いのは本人》《会見がめちゃくちゃ長くて「女性は話が長い」の一つの反証になってて笑う》《森さん 話長いです…》と皮肉の声も。“辞任したから終わり”とは、ならないかもしれない。
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