23日、東京など4都府県に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令される見通しとなった。
それをうけ、東京都の小池百合子知事(68)は、同日14時からの定例会見で今後の新型コロナウイルス対策について説明。ロイターなど複数メディアによると、人出を抑制するための対策として、小池氏は「20時以降に街頭の照明を伴う看板やネオン、イルミネーションなどの停止をしていただくように要請する」とし、「夜は暗いです。街灯のみが灯るということになる。街灯を除く全ての明かりを消すように徹底していきたい」と述べたという。
この発言に対し、タレントの麻木久仁子(58)は自身のTwitterで《治安とか考えないのかな。それともウイルスは電気消すと活動やめて寝るの?》とコメント。
SNS上にはほかにも、《街の明かりが減り、犯罪が増えるのでは。女性の帰宅など特に心配です。》など犯罪を危惧する声や、《電気消したら集まらないだろうって…都民は蛾ですか?》などの呆れ声が集まる。’20年6月に、小池氏が「東京アラート」としてレインボーブリッジと東京都庁を夜間赤くライトアップしていたことも、《やっていることが矛盾しているのでは》と、都民の落胆に拍車をかけている。
小池氏が2016年7月の都知事選の選挙公報で掲げた「7つの0(ゼロ)」。‘20年6月に東京新聞が行った公約進捗度の検証によると、昨年の知事選までに達成できたといえそうなのはペット殺処分0とコロナ禍にあっての満員電車0のみ。次に小池氏が実現する0は“明かり0”のようだ。
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