■尾身会長に対して、精神論で抗う五輪の重役たち
尾身会長の行動は、“東京オリンピック開催推進派”をざわつかせている。
「丸川珠代五輪大臣(50)は尾身会長の苦言に対して、『我々はスポーツの持つ力を信じて今までやってきた。全く別の地平から見てきた言葉をそのまま言ってもなかなか通じづらいというのは私の実感』と持論を展開しました。
また尾身会長は国会で“大会成功のためにはなるべく小規模で”とも話しました。しかし、JOCの山下泰裕会長(64)は『全くそのとおりだと思う』とうなずきながらも『国民に迷惑をかけないようさらにもう一段努力する必要がある』とコメント。
“スポーツの力”や“努力”など、五輪の重役たちは尾身会長に対して精神論で抗っているように見えます」(全国紙記者)
尾身会長をないがしろにする態度が相次いでいるがーー。そのたび「何を頼りにすれば」と不安を覚えるのは、我々国民ではないだろうか。
出典元:
関連カテゴリー: