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東京都の新型コロナウイルス感染拡大がとまらない。7月28日には3,177人の新規感染者が発表され、初めて3,000人超えを記録。翌日の29日も3,865人の感染が確認され、27日から3日連続で最多を更新した。

 

緊急事態宣言下であるにも関わらず収束のめどが立たないなか、都の新型コロナ対策を陣頭指揮している小池百合子都知事(69)による“状況が分かっていない”要請に批判が殺到している。

 

NHKによると、28日に小池都知事は都庁で報道陣の取材に応じ、「ワクチンを受けた高齢の人たちの感染はぐっと下がっていて、逆にワクチンを受けておらず重症や中等症になる若い世代が増えている」と現在の状況を説明。

 

さらに「不要不急の外出自粛を徹底し基本的な感染対策を守ってほしい。ワクチンを若い人にも打ってほしい。若い人たちの行動がカギを握っているので、ぜひ、ご協力いただきたい」と呼びかけたという。

 

若年層へのワクチン接種を要請した小池都知事だが、東京都ではワクチンを打ちたくても打てない現状がある。

 

例えば優先接種者ではない16歳から39歳の対象者、想定9万5千人が住んでいる豊島区のホームページには、

 

《8月1日(日曜)に新規予約を再開します。現在、国から全国の自治体に供給されるワクチンの供給が大幅に減少し、本区への配分量も想定以上に削減されたことから、7月9日(金)から7月末までの間、ワクチン接種(個別接種、集団接種、巡回接種)の新規予約を一時的に停止いたします》

 

と記されおり、国からの供給が減ったことにより、まだ予約が始まってすらいない。

 

さらに「TBS NEWS」によると、自衛隊が運営する東京都の大規模接種センターも29日に募集された3万人分の新規予約枠が1時間2分で定員に達しており、容易に予約できる状況ではない。

 

このような実態と乖離した小池都知事の要望に、SNS上では「打てる体制が出来ていない」との批判が相次いだ。

 

《打ちたくても打てないという状況知らないんだろうね》
《いや。カギを握ってるのは小池さんやスガさんなのよ。若い人たちまでワクチンを届けなさいよ。打ちたくても打てない。なんでも若者のせいにするなよ》
《どっちかと言うと早く打たせて欲しいんだけど》
《そもそも打ちたくても予約できないんだよなぁ》

出典元:

WEB女性自身

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