■若手の自由な発想で親しみやすい広報
そんななか14日午後、冒頭のツイートは突如削除されることに。果たして何を目的とした投稿だったのか。17日、法務省秘書課に本誌は話を聞いた。
ーーツイートの目的は?
「大元を申し上げると『ほうむSHOW編集局』というのが省内にありまして、“若手の自由な発想で親しみやすい広報をやろう”ということで有志が集まってできた編集局です。そのところで今申し上げた、自由な発想で親しみやすい広報をしたいということでTwitterをしていて、その一環として投稿したものです」
ーーこの文章は何を伝えようとしていたのか?
「前後のツイートで赤レンガの写真を載せたりして、『法務省ってこういう建物もあるんです』という広報もやっていまして。中央省庁っていうと霞ヶ関駅のイメージがあるんだけれども、法務省っていうのは霞ヶ関駅よりも桜田門駅に近くて、その桜田門駅を出ると赤レンガの建物があって、それが前のツイートとかに載せている建物なので『ぜひ、みんな見てくだい』という趣旨でツイートしたものと思います」
ーーなぜこのタイミング?
「編集局としては特段何かのタイミングということではなく、ツイートなので、ある程度定期的に投稿しないと読者が獲得できないのではないかというような思いがあって、何日かに一回定期的に更新していたようですけども、同じような感覚で更新したということです」
ーー削除したのはなぜ?
「『タイミングとして不適切である』という趣旨のご指摘を受けたことから削除したものです」
ーーどのような指摘を受けて判断?
「この法務省のTwitterのアカウントにリプライがついていくなかで、『タイミングとして不適切だ』との書き込みもありましたのでそうしたものを受けて削除したものです」
ーーそのような意見をどのように受け止めている?
「そういうご意見も踏まえて、今後、適切な情報発信のあり方について真摯に検討していきたいと思っています」