■2位は安倍晋三前首相「外交も経済も安定していた」
続いて2位にランクインしたのが、安倍晋三前首相(66)。第二次安倍内閣では憲政史上最長となる7年8カ月在任し、ドナルド・トランプ前大統領(75)との友好的な外交関係や”アベノミクス”といった経済政策を評価する声が多く寄せられた。
「外交も経済も安定してた」(30代女性・会社員)
「10万配ってくれたから」(30代男性・公務員)
「長期政権で日米安保、TPPなど日本にとって重要な課題に取り組んできたこと」(40代男性・会社員)
在任中に“森友学園問題”や“桜を見る会”など数々の疑惑も報じられた安倍前首相だったが、次のような声も。
「1番日本が平和だったから」(30代女性・専業主婦)
「国民最優先」(30代女性・会社員)
そして3位にランクインしたのが、菅直人氏(74)。2位の安倍前首相との差は、わずか2%。2位の安倍前首相に“悪夢の民主党政権”と非難されたこともあるものの、東日本大震災時の対応を支持する声があがっていた。
「原発事故の時に真摯に対応していたから」(50代女性・会社員)
「3.11の際に体育館で避難している方に非難されて、その場で謝罪して対応したのは誠実だと思う」(30代男性・会社員)
「一番庶民の暮らしをわかっている」(50代女性・会社員)
「メディアの自由度が現在とは比べ物にならない位、高かったから。大震災が発生していなければ、もっと長く首相を務めることができたと思います」(50代女性・会社員)
何を期待するかによって、回答が分かれることとなった今回のアンケート。しかし、36%と最も多くの回答を獲得したのが、なんと「再任してほしい人はいない」だったのだ。
国民がこぞって再任を希望するような首相は今度の総裁選から果たして誕生するのか――。