堀内ワクチン大臣 初入閣も…過労死遺族の前で“大はしゃぎ”し大顰蹙の過去
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■遺族の前で強行採決。堀内大臣はぴょんぴょんと「賛成」

 

さらに高プロを通して、政府の“問題点”も浮き彫りとなった。

 

「過労死遺族でつくる『全国過労死を考える家族の会』が制度成立を危惧し、当時の安倍晋三首相(67)に面会を求めました。しかし政府は『応じない』と表明したんです。それでも『家族の会』は首相官邸前で座り込みをしてまでも、高プロに反対の声を挙げていました。

 

さらに当時、裁量労働制をめぐる調査データの不備や異常値といった“でたらめ”も多数見つかり、政府への不信感が増大することに。疑念が払拭されないなかでの強行採決となり、安倍政権の不誠実さが非難されていました」(前出・全国紙記者)

 

そんななか行われた強行採決。その場には過労死遺族も傍聴していた。そして野党は採決を阻止するため委員長席に詰めかけた。そして場内が騒然とするなか、堀内大臣は“賛成”を意味する起立を議員に煽るため、委員長席に背を向け両手を広げてぴょんぴょんと舞ってみせたのだ。そのダンスは当時、強い印象を与えることとなった。

 

堀内大臣の入閣に際し、社民党の副党首・大椿ゆうこ氏はTwitterで強行採決時を回想している。大椿氏は自身も就職氷河期を経験し、雇止め解雇されたこともある人物だ。

 

《堀内詔子さんって、2018年の高度プロフェッショナル制度を含む「働き方改革」関連法案の時、祭囃子みたいにぴょんぴょん飛び跳ねて強行採決促した、あの人だよね?》

 

《過労死・過労自死した労働者の遺族が傍聴する中での強行採決。飛び跳ねる堀内詔子議員を見た時、「私たち、この人たちに殺される」って本気で思ったんですよね。私たちの命のこと、これっぽっちも考えてないって。飛び跳ねるあの姿、あまりに醜悪過ぎて忘れられないし、忘れちゃいけない》

 

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出典元:

WEB女性自身

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