官邸に入る牧島かれん氏(写真:共同通信) 画像を見る

過去にNTTから1人5万円の高額接待を受けていたことが「文春オンライン」で報じられた牧島かれん新デジタル担当相(44)。8日になって報道を認めた牧島氏だが、その弁明に批判が相次いでいる。

 

「文春オンライン」によると、’19年6月と’20年6月の2回にわたってNTTの秘書室長から会員制レストランで接待を受けた牧島氏。コース料理を振る舞われ、最も金額の高いコースだったという。

 

報道翌日の8日、閣議後に行われた記者会見で、牧島氏は今回の接待報道に言及。「文春オンライン」の報道を認めたうえで、「大臣就任前の一議員として政治活動を行ったものだ。一議員として、いろいろと意見交換をするのは、政治活動の中で大事なことだ」と述べた。

 

デジタル庁と直接関係する企業のNTTから高額の接待を受けたにも関わらず、問題ないとの認識を示した牧島氏。意見交換そのものは否定されるものではないが、「5万円」のコース料理を振る舞われる必要が本当にあったのだろうか?

 

その開き直りとも思える牧島氏の発言に批判が殺到している。

 

《苦しい言い訳。意見交換会にどうして一人5万円かける必要があるか説明してみろよ。》
《意見交換は大切はわかるけど会食の席で接待されて意見交換しなくても、公館に呼んで意見交換でよいんでないの?》
《議員になったら意見交換でコース料理をただ食いできるのか?》
《接待受けて、5万円の料理を食わせてもらって『政治活動』って意味不明!完全な開き直り!》
《景気や状況に左右されないように国民は普段から高い議員報酬を払っています》

 

デジタル担当相が大臣就任前の接待について、開き直りの態度をみせることは初めてではない。今年6月には、牧島氏の前任である平井卓也前デジタル担当相(63)も、デジタル庁の前身にあたる内閣官房IT総合戦略室時代にNTTから高額接待を受けていたと報じられていた。

 

各メディアによると、6月に行われた記者会見で、平井氏は会食の事実を認め「先方からの請求を受けて事後的に支払った」と釈明していたという。

 

デジタル担当相に、“開き直り”は必須スキルなのだろうか――。

出典元:

WEB女性自身

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