「コシヒカリ発言」により辞職勧告をうけるも続投を表明していた川勝知事 画像を見る

問題発言によって議会で辞職勧告が可決されるなど、何かと話題を呼ぶ静岡県の川勝平太知事(73)。そんな川勝知事が数ヶ月前に放っていた発言が、またも物議を醸している。

 

問題となる発言があったのは今年6月、静岡県知事選挙の期間中に川勝知事が富士市内で行なった集会でのこと。中日新聞などによると、川勝知事は12年前に学長を務めていた静岡文化芸術大学の女子学生について、こう発言したという。

 

「十一倍の倍率を通ってくる。みんなきれいです。めちゃくちゃ顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないとですね、なんとなく、もうきれいになる。きれいに見られないでしょう。ところが全部きれいに見える」

 

女子学生の容姿と学力に関係があるとするかのような川勝知事の発言。これだけでも十分に不適切に思えるが、驚きの発言はさらに続く。

 

新東名高速道路の建設現場に学生を連れて行った際のことを振り返り「そうすると、工事現場の監督は、変なおっさんでなく、かわいい女の子が気に入ったんでしょう。それで『また来ます』なんて言ったら『また来てください』って、翌日から仕事がはかどり。それでですね、平成二十四年四月十四日に一年半前倒しでできたんですよ。なぜか、そういう相乗効果」と、ダメ押しのように工事の進捗と女性の容姿を結びつけるかのような発言をしたのだ。

 

川勝知事は、10月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、対立候補の前御殿場市長に対抗するかのように「あちらにはコシヒカリしかない」と揶揄。差別的だとして、辞職勧告を受けたばかり。今回の発言は6月のものだが、批判が高まるなか“再燃”した形だ。

 

これらの発言に対し、SNS上では《女性蔑視だ》《工事現場の人を馬鹿にしている》と非難が殺到。川上知事は批判を受け、発言を認め「すべて撤回ですね。本当に恥ずかしいことになりました」と釈明している。

 

次々と問題発言が飛び出す川勝知事に対し、辞職を求める声が相次いでいる。

 

《川勝知事の女性蔑視・差別発言の内容を見ると、土木を丸ごと馬鹿にしてるレベルで酷い。土木や建設業界が女性の活躍に取り組んできたのが台無しだ》
《地域差別だけじゃなくルッキズムにまで染まっていたのか。これはもう辞職ものだね。もうイエローカードは出てるわけで》
《静岡県民は今すぐに川勝をリコールしてくれ》

 

コシヒカリ発言について「年末にかけて猛省し、来年には生まれ変わったような人間になるよう、富士山に誓った」と語っていた川勝知事。生まれ変わるのがもう半年早ければ、状況は変わっていたかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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