■処分理由を忘れた松井市長
14日の会見では、松井氏は会食が2時間を超えたことについて「緩みというものがあるんではないかと、市民のみなさんに捉えられれば、そこは申し訳ないと思います」と“謝罪のようなもの”はしたものの、7月に要請に違反した職員を処分したことについて記者に問われると……。
「要請自体を、どこが違反した? (要請は)時間は2時間程度…“程度”だし!(しつこいようだが実際の要請は「2時間程度以内」)いま緊急事態中の話でもないし。当時は、とにかく緊急事態なんで、飲食そのものをダメよというルールをやってたわけでしょ? だから、それとこれとまったく一緒にされることはないと思います」
だが、実際、職員たちが処分されたのは、二度目の緊急事態宣言が解除された3月1日から4月6日の間の飲食について。当時の要請も「4人以下でのマスク会食の徹底」「歓送迎会、謝恩会、宴会を伴う花見は控えること」などで、“飲食そのものをダメよというルール”ではなかった。市職員の処分の責任者なのに、なぜ処分したかの記憶はないようだ。
最後まで「要請違反」を認めなかった松井市長。これにはツイッター上でこんな声が。
《おいおい松井くん。キミが処分した職員の会食も緊急事態宣言期間“外”なんだよ。それを、要請事項を守ってない!と処分したんだよ》
《約1500人もの大阪府市職員が処分されたのは記憶に新しいが、松井市長は問題ないと開き直り。身を切らせるのは他人ばかり。維新の体質そのもの。》
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