“江ノ電自転車ニキ”語った罵倒騒動のその後「撮り鉄の子が謝罪にきた」
画像を見る ディランさんのお店に飾られた“コラ画像”

 

■Twitter上でバズった「江ノ電自転車ニキ」

 

思わぬ理由で罵声を浴びることとなった男性だが、動画がTwitter上で拡散され大バズり。笑顔で左手をあげて江ノ電と並走する姿のコラージュやパロディ画像が出回るといった珍現象も巻き起こったのだ。いつしか男性は「江ノ電と並走していた自転車に乗ったアニキ」を略して、「江ノ電自転車ニキ」の愛称で呼ばれるように。

 

騒動はテレビやメディアでも取り上げられ、後に「江ノ電自転車ニキ」の正体は江ノ島でタコス店を経営するニューヨーク出身のディランさんだと判明。「撮り鉄」から罵声を浴びて、意気消沈しているかと思いきや、ディランさんは騒動を自ら“ネタ”にしていたのだ。

 

「ディランさんはコラージュ画像を自らInstagramに投稿し、フォロワーは4.5万人を突破。さらに画像を加工したプリント入りのTシャツやパーカーを店内で販売するなど、グッズ展開までしています。最近ではLINEスタンプの発売も始めました。ディランさんと会うために遠方からやって来る人もいて、連日行列ができるほどお店は大繁盛です」(地元住民)

 

そんな話題を呼んだディランさん。現在、彼の店はどうなっているのだろうか? 12月中旬のランチタイムに、本誌記者がディランさんの店を実際に訪ねてみた。

 

江ノ島から江ノ島電鉄に乗り換え、騒動の起きた交差点を通り過ぎて一駅。腰越駅から数分歩くとディランさんの店が見えてきたが、すでに8人ほどのお客さんが店の外の階段で並んでいた。カップルやグループ、カメラの三脚を抱えた「撮り鉄」まで客層も様々だ。

 

待つこと20分ほどで店に入ることができた記者に、「まだお客さんが来るから、来たら同じテーブルでお願いします」と声をかけてきたのはディランさん。客席は6人掛けのカウンターに、テーブルが2席。15人も入れば満席の店内は、一向に客足が絶えないほどの賑わいぶりだった。

 

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出典元:

WEB女性自身

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