ニューヨーク生活にも、かなり慣れてきたのだろう。5月上旬、イヤホンを耳にさしたまま歩いていたのは小室圭さんだった。
現地も日差しが強くなり始め、まぶしそうに少し顔をしかめる瞬間もあったが、足取りはあくまでも軽やかで、将来への不安を感じているようには見えなかった。
「ニューヨーク州の司法試験は2度落ちていますが、いま法務助手として働いている法律事務所のローウェンスタイン・サンドラー(以下LS)は、今後も小室さんを雇用し続けるようです。
LSはNYでは中堅事務所ですが、“小室圭さんが勤めている法律事務所”として一躍有名になりました。彼が獲得してくれる顧客に期待しているのではないか、と推測している法曹関係者もいます」(NY在住の日本人ジャーナリスト)
LSのバックアップを受けて、7月には3度目の司法試験に挑戦することを表明している小室さん。実は、その合否に日本の外務省も注視しているという。
ある外務省関係者が、小室圭さん・眞子さんに対する“日本政府のスタンス”について、こう説明する。
「眞子さんは皇籍を離脱して、一般人となったわけですが、“将来の天皇陛下のお姉さま”であることは変わりません。
“不逞(ふてい)の輩”によって身辺に不測の事態が起こらないとも限りませんし、その存在が利用されて、皇室に不利益が及ぶ事態もないとは言い切れません。日本政府としても放置するわけにはいかないのです。
では誰がケアするか? ということですが、小室夫妻が海外で生活している以上、警察庁や宮内庁が出ていくわけにはいきません。必然的に外務省が担当することになるわけです。ただ小室夫妻の結婚のために、日本政府も振り回された苦い経験があります。
(外務省)幹部のなかには『正直、ウチとしては、あの夫妻にはあまり関わりたくないのだが』と、こぼしている者もいるほどです。そこで基本的な実務は、森美樹夫総領事がトップを務めている在ニューヨーク日本国総領事館が担当しています」