■止まらない皮肉…「なんぼ麻生太郎さんでも、死ぬのは1回ですからね」
彼らの一連のやり取りを映した動画は、瞬く間にSNSで拡散された。しかし実在する人物の死を連想させるようなジョークに、「不謹慎」との批判が上がっている。
《言っていい事と悪い事もあるんやで! 失礼過ぎる》
《ちょっともひっかからない。完全に滑ってる。最悪最低。 テロ扇動にしか聞こえないことを街頭で演説したのか》
《どんなに嫌いでも人の生死をネタにして、「ふぅーシビれるぅーサイコー!」って言える人間が政治家? 最低の人間だわ》
このような出来事について、全国紙記者が言う。
「昨年11月にも山本代表が特別国会の前に開いた記者会見で、麻生太郎氏(81)を『万死に値する』と強い言葉で批判しました。山本代表は“麻生氏が不況の原因を作った”と主張したかったようですが、反麻生派からも『言い過ぎ』との声が上がっていました。
ぜんじろうさんは今回の応援演説で、山本代表の『万死に値する』発言にも触れています。加えて、『なんぼ麻生太郎さんでも、死ぬのは1回ですからね』『1回死ぬべき、と。そういうことなんですけど』と揶揄していました」
「政治のことはわからない」としつつも、自らのスタイルであるスタンダップコメディについて「忖度なくマイク1本で自分の思ったことを言っていく芸」と語ったぜんじろう。さらに、「僕は社会風刺をやっている。社会的に強い人に対して何かを言っていく。弱い人は絶対揶揄しない」とも主張していた。果たして、その風刺は“正義”と言えるのだろうか。
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