琉球王国の祭祀で使われたとされる金銅製金銅製の簪をご覧に /(C)JMPA 画像を見る

6月9日、上皇ご夫妻は東京国立博物館で開催されている沖縄復帰50年記念特別展「琉球」をご鑑賞。ずっと手をつながれ、30分にわたり琉球王国の祭祀で使われたとされる金銅製の簪などの貴重な品々をご覧になった。

 

4月26日に仙洞御所に引っ越されて以来、初の外出。当初は2日のご予定だったが、上皇陛下にお疲れが見られたため、予定を延期されてのお出かけだった。

 

上皇陛下のご体調も回復されたようで、展示をご覧になり「沖縄は戦争がありましたけれど、よく残っていましたね」と感心したように、繰り返された。美智子さまも「これだけ集めるのは、とても大変でしたでしょう」と、鑑賞後に感想をお述べになった。

 

上皇ご夫妻は長い間、戦禍に苦しんだ沖縄にお心を寄せられており、本土復帰50年を迎えたことに深い感慨を覚えられたことだろう。

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