「自己負担と党費で賄った」批判呼ぶフランス研修の“税金使用”を自民党が全否定
画像を見る 松川るいの公式X(元Twitter)投稿

 

■費用は党費と各参加者の自腹で捻出=“税金ゼロ”の研修?

 

そこで31日、松川議員はSNSで釈明文を発表することに。冒頭のように切り出すと、研修の意義や内容などについて説明した。また、釈明文にはこうも綴られていた。

 

《38名の参加者は、全国の女性局所属の地方議員及び民間人で女性局幹部となっている方々であり国会議員の参加は私含め4人です。費用は党費と各参加者の自腹で捻出しています》
《非常に真面目な内容ある研修であったにも関わらず、『税金で楽しそうに大人数で旅行している』と多くの皆様の誤解を招いてしまったことについて申し訳なくおもっています》

 

しかし党費には国庫から交付される政党交付金が含まれ、“自腹”とは言うものの、松川氏ら国会議員の給料は税金によって賄われている。「費用は党費と各参加者の自腹で捻出」というが“税金ゼロ”の研修と言えるだろうか?

 

そこで本誌が自民党に問い合わせところ、次の回答が。

 

「わが党の政治資金の収支は、政治資金規正法に則って適正に処理し報告しております。このたび報道されている女性局の海外研修の費用は、自己負担分と党費負担分で賄っており、党負担分は国民の税金である政党助成金からは支出しておりません」

 

あくまで税を使用していないと主張する自民党。女性局がフランス研修で学んだことを日本で活かしてくれるよう願うばかりだ。

出典元:

WEB女性自身

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