「“絶対悪”のモンスターのようにされた」統一教会が解散請求にブチギレ!17000字文書で反論「およそ法治国家とは思えない行為」
画像を見る 「モンスターにされた」旧統一教会の怒りの反論(教団WEBサイトより)

 

■紀藤弁護士は「あまりにも異常かつ不誠実なコメント」と批判

 

長年、統一教会の問題に取り組んできた紀藤正樹弁護士は、自身のX(旧Twitter)で次のようにこの声明を批判している。

 

《”大多数の国民”を「鵜呑み」と馬鹿にし、日本政府も「偏った情報」で「決断を下した」と馬鹿にし、取材に基づく報道を続ける”マスコミ”を「根拠薄弱」と罵倒し、被害者の救済を誠実に続ける”弁護士”を、まさに根拠なく(統一教会の言葉で言えば「薄弱な根拠で」)「当法人を潰すことを目的に設立された左翼系弁護士団体」「左翼系弁護士」とレッテル張りをして口撃する》
《もはやこのような言動は、被害者すら罵倒・冒涜していると思います。統一教会が被害者に向き合わない、反省すらしない団体であることがよくわかります。解散命令にあたっても、いまだに、あまりにも異常かつ不誠実なコメントを続けています。当然このような言動も解散命令の根拠になるでしょう》

 

旧統一教会は、さらに翌13日、東京地方裁判所に送付した1万7千文字に及ぶ意見陳述書を公開。《本項の文部科学省(以下,「文科省」という。)の主張を,提出済み の意見陳述書(1)及び法律意見書等(乙1~乙3)の論旨に照らし合わせれて見れば,その誤りは一目瞭然である》と文部科学省の主張を否定した。

 

陳述書の後半では、文部科学省による過料通知書での指摘に対し《同省は,まず最初に「家庭連合の解散ありき」の結論を決め,それに沿うよう徹頭徹尾法解釈のねじ曲げを行い,そのためには確立した判例も平然と否定するのである。およそ法治国家がやることではない》と厳しく非難。真っ向から争う姿勢を見せている。

 

今後は、東京地方裁判所が双方の意見をもとに、解散を命じるかどうかを判断することになる。果たしてどのような結末を迎えるのか――。

出典元:

WEB女性自身

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