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週末の春の陽気から一転、日本列島が大雨や強風に見舞われた4月9日。各地では天候の影響で、交通機関の乱れも生じた。

 

いっぽうで大阪環状線では、早朝から乗務員が体調不良を原因として遅延や運転取り止めが。大阪市内を周回する環状線だけでなく、直通する大和路線、阪和線にも影響は及んだ。JR西日本の発表によれば、午前6時12分に京橋駅で発生し、8時50分まで振替輸送が実施されたとのこと。

 

火曜日の早朝とあり、通勤・通学時間を直撃した“異例”のトラブル。大阪メトロ御堂筋線でも遅延が発生していたこともあり、SNSでは駅構内が乗客で混雑する画像の投稿や悲鳴が相次いだ。

 

《ダイヤの乱れがスゴい》
《今日の大阪の電車ドツボだ、、 これ出社できない》
《大阪環状線えぐい 大阪駅ホーム入場制限してるのは30年近く利用してるけど初めて》

 

また、乗務員を心配する声も上がっている。

 

《大阪環状線、乗務員さんが倒れたとかで遅延してるらしいけど大丈夫やったんかな 罰とかないといいけど》
《JR大阪環状線、10分以上遅延って。外回りの天王寺方面は25分。乗務員体調不良どころか、急病なんじゃないの?心配やな》
《JR大阪環状線、乗務員体調不良じゃなく怪我、、しかも線路上とのアナウンス。どういうことかなぁ、、心配》

 

SNSでは乗務員の「体調不良」について、“ケガ”や“倒れた”など様々な情報が飛び交った。果たして、いったいなにがあったのか?本誌がJR西日本の広報課に問い合わせると、担当者が詳細を説明してくれた。

 

まず「体調不良」と発表されたのは、列車の運転士ではなく車内の案内放送や駅でドアの開閉を行う車掌だった。そう前置きした上で担当者は、こう説明した。

 

「回送列車の出発時に、車掌が昇降台(乗務員が車両の乗降に使用する台)で足を踏み外して頭を打ったためです」

 

なお正確には京橋駅の構内ではなく、駅のそばにある入出区線のエリアで発生したという。また車掌の現在の体調については、「ケガの程度などはまだ聞けておりません」(9日13時現在)とのことだった。

 

“春の嵐”によるダイヤの乱れではなかったが、なによりも車掌の無事を祈るばかりだ。

出典元:

WEB女性自身

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