《音量注意。友人からの相談です。子どもをプールで遊ばせていたところ、にわかに頭痛を訴えて泣くので何かと思ったら、隣人が窓からテレビを外に向け大音量で「モスキート音」を鳴らしていたとのこと》
8月25日、小池都政を支える地域政党「都民ファーストの会」幹事長で東京都議会議員の尾島紘平氏(35)がXを更新。友人の“騒音トラブル”を紹介し、話題となっている。
当該の投稿では冒頭の文章とともに、実際にその友人が撮影したと思われる動画を掲載。動画には、窓を開けた民家から外に向けてモスキート音を流すテレビが映し出されており、それを聴いた子どもが泣き叫ぶ声が入っていた。
尾島氏が《悪いのは隣人か友人か、外遊び=近所迷惑か、政治・行政に何が出来るか。皆さまはどう思われますか》と呼び掛けて意見を募ったところ、《モスキート音の拡散はやりすぎ》と、隣人の行為を咎める声があがっている。
《モスキート音は意図的に他者に不快感を与える行為。一方で、子どもたちの声は自然な生活音であり、意図的に他者を傷つけるものではありません。ですから、両者を同じ基準で比較することは難しいと思います》
《騒ぎすぎてうるさかったというのはあるのではないかと思われます。しかし、モスキート音を子供へ故意に向けて流すのはお門違いです》
《モスキート音は健康被害出そうだな…》
一方で、《大邸宅でもない限り、庭でビニプは絶対うるさい》と、隣人の行動に理解を示す意見も見られた。
《動画でも分かるくらいの発狂するタイプの子供が近所で庭プールしてたらモスキート音も流したくなる》
《うるさすぎたのでは…。昔は当たり前が今は非常識になったりしますからねー。相手がモスキート音をやるという事は、やる迄の間ずっーと我慢していたが、等々我慢の限界が来たからそんな行動になったんだと思います》
《このプールでの大声は単なるきっかけであって日頃悩まされてた可能性があるよね 子供がわーきゃー騒いでたら親は窓をしめたりするもんだけど無神経な親は野放しにするだけ 1日だけなら我慢できてもそれが続くとストレスのボルテージはどんどん上がっていく 親が悪い》
「モスキート音とは17キロヘルツ前後の高周波音のことで、蚊の羽音のようなキーンという不快な音です。個人差はあるものの、一般的に高周波音は加齢とともに聞こえにくくなるため、若年層にのみ聞こえるものだと言われています。この性質を利用して、商業施設やコンビニなどにたむろする迷惑な若者を追い払う目的で、モスキート音を出す機器が設置された例もあります。
モスキート音による健康被害に関しては、まだ十分な研究がなされていないため、専門家の間でも意見が分かれるところです。ただ、一部の人にとっては非常に苦痛となる音であることは間違いなく、長時間にわたって聴き続けることでストレスとなり、不眠や頭痛などの二次的な症状を引き起こす可能性は指摘されています」(全国紙社会部記者)
不快と感じる音は人それぞれ。両者に主張はあるのだろうが、子どもの体に直接的な被害が及ぶ前に大人同士で解決策を見つけるべきだ。