「かなりの損害」三原じゅん子大臣 親族が“借金踏み倒しトラブル”を告発…本誌の質問には「当時の記憶がありません」
画像を見る 入閣を果たしたものの、親族からは批判の声も上がっている三原じゅん子大臣(写真:共同通信)

 

■税金を滞納して一軒家が差し押さえに

 

三原氏の親族はこう語る。

 

「じゅん子さんもついに大臣ですか……。でも彼女は果たして国会議員や大臣にふさわしい女性なのでしょうか? 私は疑問を感じています」

 

この親族に不信を抱かせたという金銭問題は、三原氏が千葉県内に一軒家を建築したことから始まっている。

 

彼女は’89年に約600平方メートルの土地を購入し、2階建ての一軒家を新築。建物の持ち分は三原氏と実母で半分ずつだった。

 

「当時は景気もよく、彼女は女優やカーレーサーとして活躍していました。しかし’99年にお笑い芸人のコアラさんと結婚したころから、タレントとしての収入は減っていったようです。彼女はコアラさんとの生活拠点である東京と、ご両親の住む千葉を行き来する生活を送っていましたが、ローンや税金も払えないような経済状態になっていたのです」(三原氏の知人)

 

千葉県の一軒家の土地と建物が金融会社や世田谷区によって差し押さえられたのは’02年のことだった。

 

前出の親族が続ける。

 

「当時住んでいた世田谷区の区民税を滞納していたそうです。督促されても払えないのですから、かなりの金額を滞納していたのでしょう。一軒家は競売にかけられることになってしまい、じゅん子さんが泣きついたのが、お兄さんのお嫁さんであるA子さんの実家でした。

 

義姉・A子さんの母であるB子さんに、『高齢の両親の住む家がなくなってしまうので、競売に参加して買い取っていただけませんか。月々の家賃はお支払いします』、そんなお願いをしたそうです。これはかなり強引なお願いでした。というのは、じゅん子さんは、この件以前にもB子さんからかなりの額の金銭を借りていたからです。

 

この借金も月々の返済を約束していたのですが、いろいろ理由をつけて、じゅん子さんは返済をしぶっていました。それにもかかわらず、よく自宅の買い取りまでお願いできたものだと……」

 

結局、B子さんは三原氏の懇願を聞き入れ、一軒家を買い取ることに。三原氏の両親は一軒家に住み続けることができたのだが……。

 

「案の定、じゅん子さんからの家賃の支払いも滞るようになりました。やんわり催促しても、『私、今度、選挙に出ることになったから、お金がないのよ』という調子だったそうです。

 

B子さんは借金も家賃も踏み倒されてしまったわけです。千葉の一軒家は、じゅん子さんのお父さんが’14年に逝去し、お母さんもその家から出たので、使い道がなくなり、2年前にB子さんが処分しています」(前出・親族)

 

親戚との金銭問題について、本誌は三原氏の兄嫁・A子さんに取材すると、彼女は言葉少なに次のように語った。

 

「あちらとはいろいろあって、何年も音信不通状態ですので……」

 

――三原氏の経済事情は依然と比べれば改善していると思われますが、借金や家賃の滞納分の返済のお話はあるのでしょうか?

 

「……それはまったくありません。踏み倒された? そういう言い方もできるかもしれませんね」

 

――三原氏に対して賠償を求めるお考えはないのでしょうか?

 

「かなりの損害ですからね。でも世間に恥をさらすようなものですから、母(※B子さん)にはそうした考えはないでしょう」

 

次ページ >本誌の質問に対しての三原氏事務所の回答は

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