昨年12月に辞職した福井県の杉本達治前知事(写真:時事通信) 画像を見る

複数の県職員にセクハラにあたるメッセージを送っていたことを認め、昨年12月に辞職した福井県の杉本達治前知事(63)。1月7日に特別調査委員会(以下、同委員会)による調査報告書が公表されたが、杉本氏が送っていた生々しいメッセージの内容に衝撃が広がっている。

 

「東大法学部卒の杉本氏は、総務大臣秘書官や福井県の総務部長、副知事など華々しい経歴の持ち主。プライベートでは妻子がおり、SNSでは家族とのエピソードを紹介することもありました。’23年の知事選では、自民党、立憲民主党、公明党や各業界団体など1000件以上の推薦を受けて再選。2期目も期待されていましたが、セクハラが発覚したことで“完全失脚”となりました」(全国紙記者)

 

杉本氏のハラスメント問題をめぐっては、昨年4月にメッセージを受け取った県職員が外部の相談窓口に通報。県が依頼した3人の弁護士で構成された同委員会は、昨年9月から県職員約6000人を対象に調査を進めていた。

 

公表された調査報告書によれば、通報者とあわせて情報提供者は4名の女性。杉本氏のセクハラを裏付けるテキストメッセージの総数は約1000通にも上り、身体的接触を伴うセクハラもあったという。同委員会のヒアリングに応じた被害者からは、次のような3件の被害供述が記載されていた(以下、《》内はすべて原文ママ)。

 

《杉本氏に誘われて断り切れず入った飲食店で、二人がけソファに横がけで座らされ、飲み物を頼んだ後すぐに、杉本氏が、「触っていい?」と言いながら、横から手を伸ばして 私の太ももを触ってきたので、私が強く抗議し、杉本氏は手を放して「ごめん なさい」を繰り返し、私は飲食店を一人で出て帰った》
《懇親会の席で、私と杉本氏がテーブルの相向いに座っていたところ、杉本氏が私の両足の間に足を入れ絡めてきて、私は驚いて足をすぐに引っ込めたが、非常に気持ち悪い嫌な思いをした》
《杉本氏と飲食する機会があったが、私が飲食後のゴミの始末などをしていた際に、突然、杉本氏が背後から私のスカートの中に手を入れ太ももの裏と臀部を触ってきて、私が驚いて振り向くと、杉本氏は、すぐにその場を離れていき、私は突然のことで声も出ず、抗議できなかった》

 

調査報告書ではこれらの証言について、《日時・場所を含めて詳細かつ具体的であり、また、その内容に特段不自然な点はみられない上、いずれの被害供述も、被害供述の一部または前後の状況について、テキストメッセージ等で裏付けがなされている》と評価。その上で《信用性が高い》とし、《刑法上の不同意わいせつ罪に抵触する可能性も否定できない》とも指摘している。

 

いっぽう杉本氏は同委員会の聞き取り調査に対して「全く記憶にない」「触ったり意図的に足を絡めたりしたことはない」などと身体的接触を否定したというが、調査報告書では《信用できない》と一刀両断されている。

 

では、杉本氏が職員らに送っていたメッセージは一体どういう内容だったのか。調査報告書の別紙では3ページにわたって、杉本氏が実際に送っていたメッセージが列挙されている。

 

一部を抜粋すると《愛してる(ハートマーク4個)》《ずっと愛する自信があるよ》《気になったら、2人だけの秘密結社を結成しましょう》と好意を寄せるメッセージだけでなく、次のような卑猥な性的表現を含むメッセージもずらりと並んでいた。

 

《二人きりの時は目をジーッと見つめ合い、指を絡め、唇と唇が…(目がハートの絵文字)》
《〇〇ちゃんはぼくは見つめてる時にキスしたいなぁとは思わないの!? 》
《〇〇ちゃんの一言で勃起しちゃったよ⤴⤴⤴》
《〇〇ちゃんを骨が折れるほど抱き締めます》
《キスしちゃう!?》
《ぼくは〇〇ちゃんのお尻から太ももが大好きだから》
《ピンピンのぼくのとこもよろしくね⤴⤴⤴》
《裸でくっついていても とはいえ、男は男だから》

 

「杉本氏は深夜、休日、業務中など時間を選ばず、執拗にメッセージを送っていたようです。被害者のなかには杉本氏の行為を諫めた人もいたそうですが、杉本氏は懲りずに《〇〇ちゃんは、まだ怒ってるの?》などとメッセージを送り続けていたことが報告されています。調査報告書には精神的苦痛を受けた被害者たちの強い被害感情も記されており、杉本氏の“裏の顔”に嫌悪感を表す声が並んでいました。また、“知事の機嫌を損なうことで仕事を失うのではないか”という不安から、杉本氏のメッセージに返信していたという証言もありました。杉本氏の一連の行為は、知事という優位的な立場を利用したセクハラとみなされても仕方がないでしょう」(前出・全国紙記者)

 

そんな杉本氏は同委員会の聞き取り調査に《テキストメッセージを送った当時はセクシュアルハラスメントに当たるとの 認識はなかったが、今回調査を受けてよく考えてみたらセクシュアルハラスメ ントであるとの認識に至った》と供述していたが、同委員会は《弁解を信用することはできない》と断じている。

 

今回、調査報告書が公表されたことを受けて、「深くおわび申し上げます。自らの愚かさ卑劣さを痛感しております」と謝罪していたが……。被害者に送っていた数々のセクハラのメッセージが明るみになり、Xでは驚愕する声や批判する声が広がっている。

 

《想像以上のキモさで怖い》
《これはもう弁護の仕様がない…》
《メールの内容などが明らかにされたがこんな酷いとは… 舐められたもんだな》
《知事としての手腕は評価していただけに、あまりにも悪質な事案を前に言葉がない。 県の会見でも触れられていたが刑事責任が生じうるレベルだ》

 

全国知事会の公式サイトに掲載されていたプロフィールでは、座右の銘に《人に処すること藹然(あいぜん)》と掲げていた杉本氏。人と接するときは相手が穏やかな気持ちになるように心がけることを意味するが、どうやら履き違えていたようだ。

 

画像ページ >【写真あり】「想像以上のキモさで怖い」と批判噴出した“卑猥メッセージの中身”(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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