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電車やバスなどの座席で足を広げて座席の領域を”侵犯”してくる問題がXで話題となっている。

 

たびたびSNS上で話題にのぼる、公共交通機関でのマナー。帰省ラッシュ前の昨年12月下旬、座席の“領域”をめぐる問題が取り沙汰されていた。

 

発端は昨年12月下旬に、Xである女性ユーザーが投稿した電車の2列シートの座席に座った写真。女性の隣に座った男性らしき人物は脚を大股に開いていて、上体も足元も2座席の中央から大きく女性側にはみ出ていることがわかる。女性は《押されてる》などと不快感を訴えた。

 

すると、Xではこれに共感する人が続出。同投稿は4700万件以上も表示され、バスや電車で同じような体験をした人から、同様の“被害報告”が写真付きで相次いで寄せられ、こうした状況下での対策についてのアドバイスなどを投稿する人が相次いだ。

 

《めーーっちゃわかる。頼むからおっさんはおっさんの隣に座れや。おっさんの隣に行った途端、そいつらきっちり座りよるから。あれ分かってやってんのよ、女だからなめてる》
《いやほんまにこれ。この車両の時は横に女性が来ることを祈ってます》
《男女問わず、気をつけている人と気をつけない人ってすぐ分かるよな。体格いい人でも、頑張ってコンパクトになろうとしてる人なら何とも思わないが》
《アウターで多いよね。隣人が気になる時は、肩~二の腕までしっかり背もたれにつける。この初手が一番大事!》
《肩、肘、膝でバトルするしかない 最初は嫌だったが、もう慣れた。自分の幅を主張し続けることが大事》

 

中には《「やめてください」と注意すればいい》《押し返す》などの防衛アドバイスも散見されたが、実際はトラブルに発展するリスクもあるため泣き寝入りする人も多いようだ。

 

各鉄道会社のホームページでは”車内マナーのお願い”として、優先席の案内や大声での会話、ヘッドホン等からの音漏れ、大型荷物の置き方など、さまざまな配慮についてのお願いを掲載しているが、座席の”領域侵犯”問題についての記載は見当たらない。

 

そこで、大手鉄道会社2社に、一般論としてこうした迷惑行為についての見解と、被害にあった場合に取るべき対応について聞いたところ、次の回答が寄せられた。

 

JR東日本は、

 

「JR東日本をご利用いただきありがとうございます。安心で快適なご利用について、 JR東日本ではお声がけを行ったり、各種マナーキャンペーン等の取組みを行っています。

 

当社の駅や列車は、不特定多数のお客さまにご利用いただいております。安心かつ快適にご利用いただくためには、相互にご配慮いただき、マネーを守っていただけるようお願いしております。また、お気づきの点があったら、近くの係員までお知らせいただきたいです」

 

東京メトロは、

 

「東京メトロでは、座席をご利用の際には、一人でも多くのお客様が座れるよう譲り合ってご利用いただきたいと考えております。

 

東京メトロでは、こうした座席のご使用マナーをはじめ、他のお客様のご迷惑となる行為につきまして、可能な限り車内放送やマナーポスターでお呼びかけし、お客様同士が気持ちよくご利用いただけるよう、引き続き、啓発に努めてまいります」

 

SNSでの共感の嵐からも、誰もが経験したことがある”あるある”なシチュエーションなのは明らか。一方で、鉄道会社の回答からもわかるように現状では”個人のマナー”に委ねるしかない限界も伺える。

 

足を閉じるという、わずか数センチの配慮。その小さな一歩が、車内を快適にする境界線となるかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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