■「今後は警察とも連携」大分市教委が明かした最新の調査状況
暴行に至った経緯や撮影された時期などは不明だが、この投稿はすでに1700万以上のインプレッションが集まるなど急速に拡散(8日19時半時点)。同日午前11時半ごろには地元メディア「OBS大分放送」のWEBニュースで取り上げられるなど、高い関心が寄せられている。
本誌も同日午前に名前が挙げられていた中学校を取材すると、「動画の拡散は把握しており、自校で発生した事案かどうかも含めて、市教委と連携して事実関係の確認を進めている」との回答が。
午後に再び進捗状況を確認すると、対応した職員から「午前中に動画を確認したことを受けて、校長を中心に調査チームを立ち上げました」との説明があった。また、事案に関する情報は大分市教委の児童生徒支援課に一括して集約されているといい、本誌は同日18時すぎに同課の担当者にも話を聞いた。
担当者によれば、動画を把握してすぐに、名前が挙がっていた中学校に同課の職員を派遣したとのこと。だが、動画が撮影された日時や暴行の真偽も含めて現在も調査中で、「現時点で判明しているのは、大分市内の市立中学校で発生したということだけです」とのこと。事案が発生した学校や当事者の生徒などについても、まだ確定していないという。
市教委も今回の事態を重く見ているようで、担当者は「明日の9日夕方ごろから大分市役所の教育委員室で記者会見を実施する予定です」と明かしていた。会見開始までには、市のホームページでも案内される予定だという。
また市教委では、午前中に動画を把握した段階で警察にも情報提供をしたという。担当者は「今後は警察とも連携して動いていくかたちになります」と説明し、警察が捜査を開始する可能性もあるとのことだった。
今後の対応について尋ねると、「事実関係が特定できたら保護者にきちんと説明し、学校にスクールカウンセラーを派遣して被害生徒のケアを行い、周辺の生徒に対してもカウンセリングを実施する流れになるかと思います」との説明があった。
また、問い合わせや苦情の件数はまだ集計できていないとのことだったが、市民から“こんな動画が上がっていますよ”という情報提供の電話が多く寄せられたという。
“いじめ暴行動画”がSNSで拡散される度に学校や市教委も対応に追われているが、抜本的な解決策は見出せるだろうか。
画像ページ >【写真あり】大分市・いじめの重大事態発生時の対応フロー(他1枚)
