小泉進次郎防衛大臣(写真:時事通信) 画像を見る

2月8日に投開票が行われた衆院選は、自民党が316議席を単独で獲得する“圧勝劇”となった。単独の政党が2/3を超える議席を持つのは戦後初で、法案が衆議院で可決後に参議院で否決されても、衆院での再可決が可能となる。

 

そんななか、神奈川11区で圧倒的強さを見せつけて7回目の当選を決めた小泉進次郎防衛大臣(44)は10日、記者会見を行った。衆院選の自民勝利を踏まえた質問が飛び交う中、小泉氏が記者からの質問に苦言を呈する場面があった。

 

個別質問である記者が「衆院選で自民党が大勝し、政権基盤が強固になったことで、中国との向き合いなど安全保障への影響は、どのような影響があるとお考えでしょうか。安全保障上、仮に懸念される点があれば、合わせて教えてください」と質問。

 

しかし、小泉氏は、「ちょっと確認をしたいんですけれど、選挙が終わって、政権基盤が強固になったことで、安全保障上懸念されるってどういうことですか」と“逆質問”。

 

記者は「仮に相手国からより強い対抗姿勢を見せ、あまりないと思うんですけれども、もしおありでしたら」と質問の内容を補足すると、小泉氏は、「選挙負けた方が、安全保障上の懸念がないってことですか」と強い口調で記者に迫った。

 

記者は戸惑いながら、「いや、違います。すごく大勝したことで、万が一マイナス面が考えられるとしたら、という趣旨でおうかがいしました」と述べたものの、小泉氏は納得いかない表情を見せ、

 

「すみません、あまりその趣旨がよく分からなくて。“国民の皆さんの信任を得たことが、なぜ懸念になるのか”は、どういうことですか」と記者に再度質問。

 

記者は「信をすごく得たことで、一般的には、信を得た国として。基本的にはプラスの影響があるふうに受け止めてはいるんですけれども、“もしも何か裏をかくような懸念が、あるようでしたら”という趣旨でお伺いしております」と説明した。

 

やりとりがどことなく噛み合わない中、しびれを切らした小泉氏がようやく質問にこう答えた。

 

「まず基本的な立場を申し上げますと、民主主義国家として国民の皆さんに安全保障政策の強化も、自衛官の対応・体制も含めて訴えた結果、“これだけ力強い支持をいただいたことが、懸念に繋がる”ということが、私としては“ちょっと理解に苦しむな”というところが、まずあります。

 

むしろ、やるべきことをしっかり問うたわけで、力強く押し進めるという、民主主義の一番大事なプロセスを経たわけですから、前向きな結果として受け止めていいのではないでしょうか。むしろ懸念ということで申し上げれば、安全保障環境が極めて厳しい状況にある中で、懸念を解消するためにも、安全保障政策の強化が必要で、自前の防衛力の整備も必要だと一貫して訴えてきております」

 

さらに小泉氏はこう続けた。

 

「日本を取り巻く状況を考えれば、“平和と叫んでいれば平和はこれからも維持される”という状況は、そういう立場の方がいるとしたら、防衛大臣としては、あまりにも現実とかけ離れていると思っていますので、現実主義に基づいて必要な政策を進めるべきだと。一貫して選挙中に訴えているので、今回の力強い国民の皆さんの負託にしっかりと応えられるかは、我々が訴えたことを実現できるかに関わってくると思うので、信頼に応えていく形で、安全保障に対する懸念を払拭したいと思います」

 

そして最後、小泉氏は再び苦言を呈していた。

 

「あまり、“選挙で勝ったことが懸念”というのは私にはごめんなさい、なかなか理解に苦しむなというところではあります」

 

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出典元:

WEB女性自身

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