《46歳で高齢出産、娘が脳性麻痺に》セーラーズ・三浦静加社長(72) 大ヒットも突然閉店→コロナ禍に復活…語った「空白の20年の真相」
画像を見る セーラーズの服を身につけた80年代ファッションのリカちゃん人形が話題に(撮影:高野広美)

 

■頑張っている人に夢と希望とパワーを与えたい

 

「17年前に母が脳梗塞で倒れて以後は、母と娘のダブル介護状態になっていました。

 

そんな状況でコロナ禍になり、『命を守るために、感染させてはいけない』という思いで身内用にセーラーズのマスクを作ったんですね。そうしたら……」

 

それをテレビ番組が取り上げ、フェイスブックに500件もの問い合わせが。

 

「全国に根強いファンがいてくれた」と思い知らされた静加さんは、オンラインショップを開設した。

 

その後、2024年にドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)でセーラーズのパロディ商品「セイヤーズ」が登場すると、これも話題沸騰に。

 

昨年には、おニャン子クラブ40周年イベントやレトロリカなど、コラボにも積極的に乗り出して、今日を迎える。

「要介護4の母と身体障害者1級の娘のためにも、私が倒れるわけにはいかない。だから何事にも、よりポジティブに取り組もうと」

 

今日も静加さんの頭の中には、いろんなアイデアが次々に浮かび、ひとつは具体化もしている。

 

「不景気なのに物価高騰のいま、全国の町工場(中小企業)経営者さんと一緒に商品を開発したいんです。

 

スポーツタオルやハンカチでもいい。最初に預かり金10万円を納めてもらって、『セーラーズ』の商品を開発してヒット商品を作ってほしい。そして年間500万円の売り上げが出れば、次年度も契約更新するというシステムを考えています」

 

そこにあるのは、

 

「頑張っている人に、夢と希望とパワーを受け取ってもらいたい」

 

という利他の精神だ。

 

「人生100年といいますが、私には、あと27年しかないですからね(笑)。人生は100歳でピタッと終わりになるわけではありません。『3ケタでも現役』を多くの人が続けられるように、まずは私が実践したい!」

 

三浦静加さんは、今日も太陽の下、大手を振って歩いていく。するとセーラーズを身につけるすべての人が、笑顔になる。

 

(取材・文:鈴木利宗)

 

【PRESENT】

 

25年8月に2パターンを発売して話題となった「レトロリカ セーラーズ」のリカちゃん人形を計12名様へプレゼント!

 

※応募〆切:3月6日(金)消印有効(WEBから応募可
※応募詳細は本誌をご覧ください。WEBから応募の際は「女性自身会員(無料)」への登録が必要です。

 

画像ページ >【写真あり】1985年に大ブームを迎えたセーラーズ。店内は老若男女問わず、ごった返した(他3枚)

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