■「さすがに言いがかり」有名な仏教用語にも…
3月16日の国会でも、立憲民主党の蓮舫参院議員(58)に「TM報告書」と呼ばれる教団の内部文書に32回も名前が出てきたことを質問され、答弁をしていた高市氏。
“7代”の一致をうけ、X上では統一教会との密接な関係を疑うポストもあったが、「さすがに言いがかりではないか」と指摘するのは統一教会問題を取材したこともある週刊誌記者だ。
「『7代』というのは別に統一教会だけが使っている区切りではない。たとえば、仏教には『七世父母』という有名な言葉がある。過去七代にわたる先祖のことで、遠い先祖といった意味のこと。お盆というのはもともと七世父母を供養するためのものだ」
今回、高市首相が使った“7代遡れば250人以上の先祖がいる”というのは仏教の関係者の説法によく出てくる考え方だという。実際に、高市首相が2012年7月27日に公開した「子供を守る力(5)」と題したブログ(現在は削除)ではこう綴っている。
《奈良県では神社やお寺で開催される盆踊りが多いのですが、あるお寺の御住職が、参加者に対して「7代前までのご先祖様の霊をお慰めする気持ちで踊って下さいね」と呼びかけられたことがありました。
直系のご先祖様だけでも7代で254人も居られます。全てのご先祖様が、無事に生まれて大人になり、配偶者に出会うことができ、子宝にも恵まれ、その子供が大病もせずに無事に大人になり…という信じ難い程の幸運が続いて、やっと私たちは生まれてくることができたのです》
どうやら、仏教由来である可能性が高そう。前出の記者はこう指摘する。
「そもそも、旧統一教会は、献金を得るために日本の風習にあわせて新たに教義を増やしていったのだから、“七世の父母”が先にあるもの。高市首相を批判するのは言論の自由だが、さすがに言いがかりではないか」
画像ページ >【写真あり】地元・奈良で初当選したときの高市首相と父母(他2枚)
