「すごい勢いで火の手が上がっていましたよ。明らかに2階が火元で、窓から煙も炎も出ていて、たまたま雨模様だったのが幸いしたか、隣の家に延焼することはなかったですね」(近隣住民)
3月25日12時半すぎ、東京都・江戸川区にある2階建て住宅で発生した火災で、80代とみられる男性が救助されたが、その場で死亡が確認された。亡くなった男性の妻とみられる80代と思しき女性は、怪我をした状態で住宅の外に出て病院に搬送されたものの、命に別状はないという。
一部では、夫婦喧嘩をしていたという情報があると報じられており、警視庁と東京消防庁が、出火原因を調査している。
一夜明けた3月26日、本誌が火災現場に足を運ぶと、現場検証が続いていた。前出の近隣住民は病院に運ばれた女性を目撃したという。
「道路に火元となったお宅に住む奥さんが頭から血を流して倒れていて、側溝に血だまりができていました。
ご夫婦はここらへん一帯が建売されたもう50年も前に越してきました。娘さんが2人いて、2人ともここで育ち、今は嫁に出ていて、老夫婦2人暮らしでした。
以前はご主人がよくマイカーを運転されていましたが、今は車を所持してはいません。小柄な方で、いつもダンティな格好をしていました。亡くなられたご主人が足を悪くされてからは奥さんがいつも世話をしていましたよ。言い争いなんて聞いたことはないです。
奥さんに回覧板を回しても、『置いておくだけでいいのよ』といって、近所付き合いはあまりなかったですね。
昼時に火災になったことにも驚きました。あのお宅は夜中の2時ごろでも2階の部屋に電気が付いていることがあるんです。そこには奥さんの物陰も。高齢なのに夜型の生活をしているのだなと思っていたのですが……」
江戸川区の下町で起きた今回の火災。真相究明が待たれる。
